「ものすごい技術」神村学園の“怪物1年生コンビ”が全国デビュー戦でみせた底知れぬポテンシャル! ヒーローも「3年生は引き立て役」【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年12月31日

ともに今月のU-16代表トレーニング合宿に招集

上々の全国デビューを飾った大迫(左)と福田(右)の1年生コンビ。写真:滝川敏之

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[高校選手権1回戦]神村学園2-1前橋商/12月31日(木)/ニッパツ三ツ沢

 注目の1年生コンビが上々の全国デビューを飾った。神村学園のFW福田師王とMF大迫塁だ。

 U-17代表に招集経験がある前者は、予選で4戦連発と爆発した点取り屋。1年生にして神村のエースナンバーである「14番」を背負う後者は、U-16代表で主力を務めるレフティで、チームの攻撃の中心を担っている。ともに今月の10~13日に行なわれたU-16代表のトレーニング合宿にも招集された秀英だ。

 福田が4-1-4-1の1トップ、大迫が2シャドーの一角で先発したこの試合で、神村学園は開始3分にロングスローからいきなり、失点を許す。

 早々にリードを奪われた展開で、ルーキーコンビが存在感を発揮する。9分には、福田がエリア内でドリブル突破から左足のシュート。これはゴールライン上で敵DFにクリアされたが、その後も176センチの身長が大きく見える打点の高いヘッドでゴールを襲う。

 一方の大迫も、積極的にボールを引き出し、ドリブルと敵の虚を突くパスでチャンスを作り出す。

 1点ビハインドで迎えた後半、有村圭一郎監督は「中盤でスペースが上手くできなかった」と大迫の位置を上げ、福田と近い位置でプレーさせる。そして、同点ゴールはやはりこのMFが起点となった。

 抜群のキープ力を見せた大迫からボールを受けたキャプテンの永吉飛翔(3年)が出したパスに、小林力斗(3年)が冷静に同点弾を奪取。さらにその4分後にも、右サイドからのクロスに、MF下川床勇斗(3年)が左足で合わせ、逆転ゴールを奪う。

 このリードを守り切った鹿児島の雄が、鮮やかな逆転勝利を収めたのだった。

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 試合後、アンカーとしてゲームを作った永吉は、この1年生デュオについて、「チームの中でもトップレベルの技術を持っている。頼もしい存在」としながらも、「まだまだできる」と注文をつけた。

 その永吉が「足下の技術が高い」と評する“殊勲”の下川床も「2人はもの凄い技術を持っている」と絶賛。「3年生が、2人の持っている力をすべて出せるようにしたい」と先輩が引き立て役に徹することを誓った。

 底知れぬポテンシャルの片鱗を見せた怪物ルーキーコンビ。次戦、近江との一戦でのパフォーマンスにも注目だ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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