• トップ
  • ニュース一覧
  • <2020ベストヒット!>柿谷曜一朗が挙げる天才たち「イニエスタと小野さんは別格として、1位は…」

<2020ベストヒット!>柿谷曜一朗が挙げる天才たち「イニエスタと小野さんは別格として、1位は…」

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年12月24日

「『天才』とは誰も思いつかないようなプレーをする人」

「天才」とは何か。10代の頃から天才と呼ばれ続けてきた柿谷が、奥深いテーマについて語ってくれた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

 2020年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、6月に『サッカーダイジェスト』本誌にて行なった「天才番付」企画の記事を紹介する。多くの現役Jリーガーたちが“天才”として名前を挙げた柿谷曜一朗が語る“天才像”とは――。

記事初掲載:2020年7月29日

―――◆――◆―――

 幼少期から類稀な才能を発揮し、10代の頃から「ジーニアス」と呼ばれ続けてきたセレッソ大阪の柿谷曜一朗が考える『天才像』とは――。天才の定義、自身の思考、天才だと思う現役選手など、奥深いテーマについて、とことん語ってもらった。

  ◇  ◇  ◇

――まず、柿谷選手が考える「天才」とは?

「パッと思いつくのは、僕の好きなスタイルであり、目標であり、一緒にプレーしたいと思わせてくれる選手です」

――具体的に一緒にプレーしたいスタイルというのは?

「なんやろう、これっていうスタイルがあるわけではないんです。不思議と目が留まってしまうって言うのかな。J1だけじゃなく、J2、J3、大学生とカテゴリーを問わず、何か惹きつけられる魅力を持っているプレーヤーっているじゃないですか。歩いているだけなのにオーラを感じるというか。ネームバリューとかを抜きにしても、自然とプレーを目で追ってしまって、『早くこの人にボールが渡らんかな』って期待せずにはいられない、みたいな。そういう選手がめっちゃ好きで、同じピッチに立てたら楽しいんやろうなって。僕の勝手な意見ですけど、そういう選手こそ『天才』と呼ぶのかなと」
 
――ボールを持つとワクワクするような?

「そうそう。予想を裏切るプレーで楽しませてくれる選手。サッカーってどの試合も、どの局面もシチュエーションがまったく違うわけじゃないですか。パターンは無限にあって、対面するDF、ボールの回転数、寄せのスピードはその時々で変わる。その瞬間の選択は決められたものではないし、『絶対にこれ』という正解はない。もちろん一般的なセオリーはあるんだけど、『天才』というのは、そういう状況を判断して誰も思いつかないようなプレーをする人なんじゃないかと」

――確かに凡人では想像もできないプレーをするのが、ひとつの定義かもしれません。

「想像できないということは、DFも読めない。つまり相手の逆を突いてドリブルをしたり、予測できないタイミングでシュートやクロスを放ったりとか。ただ上手いだけじゃなくて、『そこが見えているんだ』というプレーをする人っておるでしょ。ピッチを上から見ているような感覚を持っていて、相手のリーチも把握して、どこにボールを止めるべきか、どう運ぶべきか、すべてを身体で感じてやってしまうような」
 
【関連記事】
「マジで衝撃でしたよ」小野、稲本、本山が“一番スゴイ!”と認定した伝説の名手とは?【黄金の記憶】
小野伸二が選ぶJ歴代ベスト11「“魅せる”がコンセプト!でも言い争いが絶えないかも」
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
<2020ベストヒット!>「天才かよ」久保建英が披露した衝撃“ラボーナ弾”にファン驚愕!「なんでこんなに飛ぶの?」
【2020年の日本人選手ベスト11 vol.3】久保、南野ら代表組アタッカーが今ひとつ…森保監督に再招集を検討してほしいのは――

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ