【2020年の日本人選手ベスト11 vol.3】久保、南野ら代表組アタッカーが今ひとつ…森保監督に再招集を検討してほしいのは――

カテゴリ:連載・コラム

元川悦子

2020年12月22日

ややベテラン寄りのメンバーに

元川悦子氏が選んだ2020年の日本人ベストイレブン。

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 2020年も残すところあとわずか。新型コロナウイルス感染拡大の影響で異例の状況が続くサッカー界だが、ここでは日本サッカーに精通する識者に、今年一年で顕著な活躍を見せた日本人選手の中から、ベストイレブンとMVPを選出していただいた。サッカーライターの元川悦子氏が選んだ“2020年の11人”の顔ぶれは――。

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 ややベテラン寄りの傾向が強いが、日本代表や欧州リーグ、Jリーグで活躍度の高い選手からメンバーをピックアップした。

 GKはJリーグで若手台頭が著しかったが、欧州5大リーグのフランスで3年目にして定位置を奪い、老獪なプレーを見せている37歳・川島永嗣はやはり無視できない。他のGKは見本として彼を超えてほしい。

 DF3枚は日本代表の鉄板トリオ。とくに22歳・冨安の充実ぶりは目覚ましい。彼は遠藤航に並ぶ2020年MVPの有力候補だったが、来季以降ビッグクラブへ行ってからでも遅くない。いまの日本人選手で最高点に達する可能性を秘めた人材ということで今後が楽しみだ。

 ボランチは遠藤が筆頭。今季ドイツで眩いばかりの輝きを放ち、高い意識を持ちながら戦っている。そのメンタリティもトップに相応しい。近い将来、夢のプレミアリーグ移籍も見えてきそうだ。もうひとりは今季限りで引退する中村憲剛。1シーズンという観点では出場・得点数も少ないが、大けがを乗り越えて完全復活を果たし、復帰戦と40歳の誕生日のゲームでゴールというのはインパクトが大きすぎる。川崎の圧勝を陰で支えた点も評価して選出した。

 右サイドはベルギーでも代表でも鮮烈な印象を残している伊東純也。左はJリーグ新人得点記録タイの13点を奪った三笘薫を選んだ。三笘は「いまは久保建英よりも脅威ではないか」と評されるほど期待値が高い。守備面や運動量は課題だが、急成長を遂げているだけに代表入りも近そうだ。

 アタッカー陣は南野拓実や堂安律、久保ら代表組の活躍度がいまひとつで、選考が難しかったが、まずドイツで実績残す鎌田大地を抜擢。もうひとりは今季Jで8得点・8アシストと絶好調の清武弘嗣を選んだ。清武の代表再招集を森保一監督にはぜひ検討してほしい。

 最前線は34歳のベテラン・岡崎慎司。欧州3大リーグ得点の偉業は賞賛されるべき。ただ、いつまでも彼に頼っているわけにもいかない。ほかの傑出したFWの出現を望みたい。
 

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