「甘さを強さに変えていかないと」
ACL準決勝で蔚山現代に激闘の末に敗れ、カタールから帰国したヴィッセル神戸の古橋亨梧は、大会を振り返る。
「すごく良い経験でした。でも初めての大会で、ベスト4の壁は越えることはできませんでしたし、個人としても思うようなプレーができないまま敗退してしまったので悔いが残ります。まだまだ自分は成長できると思う大会でもあったので、またリベンジしたいなという気持ちもあります。もっともっと成長してチームに波を与えらえる選手になれたらなと思います」
今年は新型コロナウイルスの影響で、2月までに消化した試合以外はすべてカタールでの開催。さらに準決勝までは中2日というタイトな日程となる、タフな大会だった。そんな大会で計4得点(無効になったジョホール戦を含む)を挙げた古橋だったが、口にしたのは後悔だった。もちろん、それは「本気で優勝できると思っていた」からである。
蔚山現代との準決勝の延長後半1分、ドウグラスからペナルティエリア内でパスを受けた古橋はシュートを打たずに、ドウグラスへの折り返しを選択した。結局ボールは合わず、絶好のチャンスをモノにできなかった。
「いろんな運とかもあって負けてしまいました。僕があの時にパスじゃなくてシュートを打っていれば、もしかしたらあの試合は勝っていたかもしれない。たらればになってしまいますけど、まだまだ甘いなと思うので、その甘さを強さに変えていかないといけないなと思います」
「すごく良い経験でした。でも初めての大会で、ベスト4の壁は越えることはできませんでしたし、個人としても思うようなプレーができないまま敗退してしまったので悔いが残ります。まだまだ自分は成長できると思う大会でもあったので、またリベンジしたいなという気持ちもあります。もっともっと成長してチームに波を与えらえる選手になれたらなと思います」
今年は新型コロナウイルスの影響で、2月までに消化した試合以外はすべてカタールでの開催。さらに準決勝までは中2日というタイトな日程となる、タフな大会だった。そんな大会で計4得点(無効になったジョホール戦を含む)を挙げた古橋だったが、口にしたのは後悔だった。もちろん、それは「本気で優勝できると思っていた」からである。
蔚山現代との準決勝の延長後半1分、ドウグラスからペナルティエリア内でパスを受けた古橋はシュートを打たずに、ドウグラスへの折り返しを選択した。結局ボールは合わず、絶好のチャンスをモノにできなかった。
「いろんな運とかもあって負けてしまいました。僕があの時にパスじゃなくてシュートを打っていれば、もしかしたらあの試合は勝っていたかもしれない。たらればになってしまいますけど、まだまだ甘いなと思うので、その甘さを強さに変えていかないといけないなと思います」
そう回想する古橋は、さらに言う。
「もっともっとエゴイストになって、FWだからシュートで終わらないといけないと思う。周りではなく自分と戦ってやらないといけない。試合に出させてもらっていて、何も残せていないという感覚はまだまだあるので、そこが僕の課題かなと思います」
もっとエゴイストに――。アジアでの戦いを通じて見つけた課題が、さらに古橋を大きく成長させるだろう。
構成●サッカーダイジェスト編集部
「もっともっとエゴイストになって、FWだからシュートで終わらないといけないと思う。周りではなく自分と戦ってやらないといけない。試合に出させてもらっていて、何も残せていないという感覚はまだまだあるので、そこが僕の課題かなと思います」
もっとエゴイストに――。アジアでの戦いを通じて見つけた課題が、さらに古橋を大きく成長させるだろう。
構成●サッカーダイジェスト編集部