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「蔚山を地獄から救った…」韓国メディアはACL準決勝の日韓対決をどう報じたのか?勝敗を左右したVARにも言及

カテゴリ:Jリーグ

ピッチコミュニケーションズ

2020年12月14日

勝敗を左右したVAR判定にも言及

神戸は蔚山現代を相手に奮闘を見せたが、判定にも泣かされ一歩及ばなかった。(C) VISSEL KOBE

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「ジュニオ、またやり遂げた…蔚山、神戸を下しACL決勝進出」(日刊紙『ハンギョレ新聞』)
「蔚山現代、ヴィッセル神戸に延長血闘の末勝利…8年ぶりACL決勝進出」(経済メディア『mediapen』)

 13日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝、蔚山現代対ヴィッセル神戸の結果を、韓国メディアは上記のような見出しとともに大きく報じている。神戸に先制点を許すも、FWビヨルン・ヨハンセン、FWジュニオール・ネグランの得点で逆転し、2-1で蔚山現代が勝利を収めたこの試合は、韓国内でどのように報じられたのだろうか。

 まず目を引いたのは、「“ヴィッセル神戸レジェンド”キム・ドフンの蔚山、ACL韓日戦4強ジンクスを破った」と見出しを打ったスポーツ新聞『スポーツ朝鮮』だ。
「アジアサッカー連盟(AFC)の記録によると、歴代ACL4強韓日戦でKリーグチームがJリーグチームを下して決勝戦に勝ち上がったのは蔚山が最初だ」と伝えている。

 同メディアは城南一和天馬(現・城南FC)が浦和レッズに敗れた2007年ACL、水原三星ブルーウィングスが鹿島アントラーズに敗れた2018年ACLを引き合いに出し、「“ヴィッセル神戸レジェンド”キム・ドフン監督率いる蔚山はこの日、神戸との韓日戦で千辛万苦の末に勝利し、新たな歴史を記した」と、長年のジンクスを破ったキム・ドフン監督の手腕を称えた。

 勝敗を大きく分ける形となったVARについてはどうか。
「“ACL決勝進出”蔚山を地獄から救った2度のVAR」(スポーツ新聞『スポーツ・ワールド』)
「VARのおかげで命拾いした蔚山、しびれる延長逆転勝利で決勝進出」(スポーツメディア『スポーツ韓国』)

 このように報じる韓国メディアのなかで、通信社『NEWSIS』は75分に神戸FW佐々木大樹のゴールが取り消された場面を取り上げ、次のように伝えている。
「幸い、判定が覆された。主審はビデオ判読(VAR)を通じて、先にシン・ジンホのボールを奪う過程で神戸の反則があったと判断し、ゴールを認めなかった。神戸にとってVARが不運だったなら、蔚山にとっては幸運だった」

【動画】VAR判定が物議を醸した蔚山vs神戸戦ハイライト
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