【日本代表】3日間の練習で垣間見えた、緻密な”ハリル哲学”

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年03月26日

「短い期間で僕たちの問題点を、しっかりと捉えていることに正直驚いた」(長谷部)

始動初日から独自のカラーを打ち出しているハリルホジッチ監督。厳格な指導スタイルは、日本代表の選手たちにとって刺激になっているようだ。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ハリルホジッチ新体制となった日本代表は、チュニジア戦(27日/大分)、ウズベキスタン戦(31日/東京)の2連戦に向けて、3月23日から大分市内で合宿をスタート。新監督は初練習から独自色を打ち出し、既存の枠にとらわれない手法でチーム改革に着手している。

【日本代表PHOTO】ハリルホジッチ新体制が始動!
 
 始動初日、注目の初練習は約25分のランニングだけで切り上げた。大半の選手が前日の22日に所属クラブで試合に出場したとはいえ、異例の短さだった。
 
 1周約350メートルのピッチを11周走るメニューで、指揮官自身が最初は先頭に立ってチームを引っ張った。5周目で集団から脱落したが、選手より1周少ない10周を走ってフィニッシュ。一体感を重視するため、このランニングにはコーチ陣、通訳らスタッフも参加させた。
 
 練習前には全員を集めて訓示を行ない、「あなたたちは、まだまだ強くなれる。そのためにやることは沢山ある」と鼓舞。「普段は友だちのようでいいが、やることはしっかりやろう。どんどん話し合っていこう」と対話の重要性を訴えた。
 
 2日目は冒頭15分間を除き非公開にして、守備の戦術練習を実施した。練習前にはメニューが記されたノートと照らし合わせながら、メジャーを使い、計100個近くもあるマーカー、コーンの距離を数センチ単位までチェック。選手の距離感を身体に覚え込ませるため、各選手にロープを持たせて一定の距離を保ったまま移動させるユニークな手法も取り入れた。
 
 練習前のミーティングでは、昨夏のワールドカップや1月のアジアカップなど日本代表の失点シーンを集めた約10分間の映像を流した。指揮官は相手のボールホルダーに寄せる距離が遠いことや、ゴール前で簡単にマークを外していることなど、失点場面に共通するミスを羅列してダメ出しを連発。長谷部は「短い期間で僕たちの問題点を、しっかりと捉えていることに正直驚いた」と感心しきりだった。
 
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