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吉田・冨安の鉄板CBコンビに割って入るのは誰だ? 板倉が最も近い位置にいるが…代表で見てみたい国内組3人

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2020年11月18日

2人に続く次のセンターバックの顔が見えない

森保ジャパンの鉄板CBコンビ、吉田(左)と冨安。写真:龍フェルケル

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 メキシコ戦は、0-2で敗れ、10月、11月の日本代表の強化試合は2勝1敗1分で終わった。

 攻撃陣は、個性がある選手をいろいろ組み合わせて、相性、融合などを見ることができたし、メキシコ戦も敗れたとはいえ、決定的なチャンスを作るなど攻撃面で収穫があった。決定力が求められるのは、今回に限ったことではなく、その精度を選手おのおので高めていくしかないのだが、改めて課題を突き付けられたことは、ワールドカップ(W杯)前で良かったと思うしかない。

 来年3月、W杯2次予選では今回の海外組に国内組が融合する形で代表が編成される予定なので、今年成長した姿を見せている三苫薫や古橋亨梧などJリーグで活躍している選手が入れば、違う変化をもたらすことになり、非常に楽しみだ。

 一方、DF陣、とりわけセンターバックに目をやると4バックでは吉田麻也と冨安健洋が4試合中3試合でスタメンとなり、植田直通、板倉滉はパナマ戦での3バックの際の起用に終わった。現状は、吉田・冨安のコンビがメキシコ戦では2失点したものの安定感があり、この2人がW杯予選、カタールW杯の第1セットになっていくのだろう。
 
 だが、彼らに続く次のセンターバックの顔が見えない。

 主力の2人に刺激を与える存在が出てこなければ、彼らのためにもチームにとっても、プラスにならない。実際、W杯予選、W杯本大会は厳しい試合が続き、累積警告で出場停止になる試合もあるだろうし、どちらかが故障する可能性だってある。そうした時、彼らとそん色ないプレーを披露できる選手を整えておかなければならない。

 パナマ戦でプレーした植田は、空中戦に強く、フィードの質も高いが、ビルドアップでのパスミスが散見され、そこからカウンターを食らうシーンがあった。もうひとつ安定感に欠けるなど、彼らの次というポジションに至らない。板倉は、カバーリングの良さ、対人の強さを見せ、ビルドアップには積極的に参加し、左サイドから攻撃を組み立てていた。吉田と冨安に一番近い位置にいるが、センターバックの序列で3番目というポジションを確保したとは言えない。
 
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