テベスのランクインは賛否両論あるだろうが…
欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。
デイリー・テレグラフ紙のジェームズ・ダッカー記者が選出したマンチェスター・シティのレジェンドTOP10は――。
―――◆―――◆―――
アグエロ、コンパニ、シルバの3人で悩んだ1位は、僅差でアグエロに。過去8年で20ゴール超えが実に6シーズン。通算254ゴールはクラブレコードだ。11-12シーズンの最終節(QPR戦)、93分20秒に逆転ゴールを叩き込み、44年ぶりのリーグ優勝を手繰り寄せたあの一撃はすでに語り草だ。
その11-12シーズンから主将を務めたコンパニが2位。アグレッシブかつ安定した守備で最終ラインを統率し、ピッチ外でも精神的支柱として頼りになった。急速に発展を遂げた新興クラブを見事に束ねた彼のリーダーシップなくして今の栄光はない。
入団した10年から一貫して世界最高レベルのプレーを示し続けてきたシルバが3位。今シーズン限りでクラブを去るが、その穴を埋めるのは容易ではないだろう。
デイリー・テレグラフ紙のジェームズ・ダッカー記者が選出したマンチェスター・シティのレジェンドTOP10は――。
―――◆―――◆―――
アグエロ、コンパニ、シルバの3人で悩んだ1位は、僅差でアグエロに。過去8年で20ゴール超えが実に6シーズン。通算254ゴールはクラブレコードだ。11-12シーズンの最終節(QPR戦)、93分20秒に逆転ゴールを叩き込み、44年ぶりのリーグ優勝を手繰り寄せたあの一撃はすでに語り草だ。
その11-12シーズンから主将を務めたコンパニが2位。アグレッシブかつ安定した守備で最終ラインを統率し、ピッチ外でも精神的支柱として頼りになった。急速に発展を遂げた新興クラブを見事に束ねた彼のリーダーシップなくして今の栄光はない。
入団した10年から一貫して世界最高レベルのプレーを示し続けてきたシルバが3位。今シーズン限りでクラブを去るが、その穴を埋めるのは容易ではないだろう。
4位にはワールドクラスに成長したデ・ブルイネを選出。勝点を100の大台に乗せて優勝した17-18シーズンは、とりわけ圧巻のパフォーマンスだった。
テベスの5位は賛否両論があるだろう。ただ、現場で取材してきた筆者の目には、彼のパフォーマンスはスペシャルに映った。09年からの2年間は52ゴールを叩き出している。11年9月のバイエルン戦でマンチーニ監督の途中出場の指示に背くという事件も起こしたが、それでも好調時のインパクトは特大だった。
6位と7位は、それぞれグアルディオラ体制で重要な仕事を果たしているスターリングとフェルナンジーニョ。前者はスペイン人指揮官の下でスコアラーとして覚醒し、欧州屈指のアタッカーに進化。後者はアンカーとCBをこなすユーティリティー性でチームを支え続けている。
持ち前のハードワークと質の高いフリーランで右サイドを支えたサバレタ、11-12シーズンのリーグ初優勝に貢献したバリーの仕事ぶりも評価に値した。
テベスの5位は賛否両論があるだろう。ただ、現場で取材してきた筆者の目には、彼のパフォーマンスはスペシャルに映った。09年からの2年間は52ゴールを叩き出している。11年9月のバイエルン戦でマンチーニ監督の途中出場の指示に背くという事件も起こしたが、それでも好調時のインパクトは特大だった。
6位と7位は、それぞれグアルディオラ体制で重要な仕事を果たしているスターリングとフェルナンジーニョ。前者はスペイン人指揮官の下でスコアラーとして覚醒し、欧州屈指のアタッカーに進化。後者はアンカーとCBをこなすユーティリティー性でチームを支え続けている。
持ち前のハードワークと質の高いフリーランで右サイドを支えたサバレタ、11-12シーズンのリーグ初優勝に貢献したバリーの仕事ぶりも評価に値した。