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インテルの1位は“偉大なカピターノ”以外にありえない! 現地番記者が選ぶ「過去20年のインテル・レジェンドTOP10」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年04月17日

イタリア史上初の3冠を達成したメンバーが中心

2000年代以降、インテルに貢献した選手をランキング化した。(C)Getty Images

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 欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。

 現地ジャーナリストのクラウディオ・デ・カルリ記者が選出したインテルのレジェンドTOP10は――。

―――◆―――◆―――

 右肩上がりの2000年代の頂点は、モウリーニョの下で3冠を達成した2009-10シーズン。その後の低空飛行を経て、盛り返し始めたのが直近の3シーズンと言えるだろう。

 この期間、最もチームに貢献した選手を挙げるなら、サネッティ以外にありえない。1995年に22歳で加入してから、数多くの浮き沈みをインテリスタと分かち合ってきた。どんな時でも頼りになった“偉大なカピターノ”は、副会長として今もクラブを支え続けている。

 サネッティと10年間を共にし、ピッチ上でもロッカールームでも中核となっていたカンビアッソの2位にも異論はないはずだ。3位は3冠に大きく貢献したスナイデル。モウリーニョが組み立てていたパズルの最後のワンピースとして、決定的なクオリティーをもたらした。
 
 その存在がチームのレベルアップに貢献したという点では、2000年代後半に世界トップクラスの右SBだったマイコンも外せない。5位のイブラヒモビッチは、3シーズンの在籍で3度のスクデットを獲得。絶対的エースとして君臨した。

 そのイブラヒモビッチと入れ替わりで加入し、3冠達成の原動力となったミリートの存在も大きかった。マンチーニが指揮を執った2000年代中期の黄金期に、中盤を支えたスタンコビッチも総合的な貢献度では引けを取らない。

 2000年代の守護神といえば、J・セーザルとハンダノビッチ。陽気なビッグセーバーと寡黙で実直な堅実型と個性は異なるものの、ともに最後の一線でゴールを守り続けてきた。選手の出入りが激しい中、ハンダノビッチと並んで2010年代を代表する選手を挙げるなら、良くも悪くも話題を振りまいたイカルディか。毀誉褒貶に晒されながらも、ゴールだけはきっちり決めていた。
 
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