ギグスやファーディナンド、“闘将”キーンの順位は?
欧州ビッグクラブでいわゆる“レジェンド”と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。
サンデー・タイムズ紙のジョナサン・ノースクロフト記者が選出したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドTOP10は――。
―――◆―――◆―――
多士済々のタレント陣の中でトップに選んだのは、1994年にトップチームデビューしたスコールズだ。
影響力と存在感、チームへの貢献度は2000年以降も変わらず、アレックス・ファーガソンのチームで最も重要な選手だった。全盛期は攻撃的MFとしてパス、シュート、創造性で違いを生み、キャリアの晩年は中盤の底からゲームを組み立てた。
次点は、ボビー・チ ャールトンが持つクラブ最多得点記録を塗り替えたルーニーだ。特筆すべきは、プレー幅の広さ。得点源として機能しただけでなく、攻撃を組み立てるプレーメーカーとしても傑出していた。
3位はC・ロナウド。03年の入団から数年は調子に波があり、継続性に欠けたものの、07年以降の3シーズンは驚異的な活躍を披露。チャンピオンズ・リーグ(CL)制覇の原動力となった08年には、バロンドールにも輝いている。
そんなポルトガル代表のカリスマに続いて4位に選んだのは、91~14年までクラブ一筋を貫いたギグスだ。ドリブラーとして鳴らした90年代とは打って変わり、円熟味が増した2000年以降はパサーとして輝いた。
サンデー・タイムズ紙のジョナサン・ノースクロフト記者が選出したマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドTOP10は――。
―――◆―――◆―――
多士済々のタレント陣の中でトップに選んだのは、1994年にトップチームデビューしたスコールズだ。
影響力と存在感、チームへの貢献度は2000年以降も変わらず、アレックス・ファーガソンのチームで最も重要な選手だった。全盛期は攻撃的MFとしてパス、シュート、創造性で違いを生み、キャリアの晩年は中盤の底からゲームを組み立てた。
次点は、ボビー・チ ャールトンが持つクラブ最多得点記録を塗り替えたルーニーだ。特筆すべきは、プレー幅の広さ。得点源として機能しただけでなく、攻撃を組み立てるプレーメーカーとしても傑出していた。
3位はC・ロナウド。03年の入団から数年は調子に波があり、継続性に欠けたものの、07年以降の3シーズンは驚異的な活躍を披露。チャンピオンズ・リーグ(CL)制覇の原動力となった08年には、バロンドールにも輝いている。
そんなポルトガル代表のカリスマに続いて4位に選んだのは、91~14年までクラブ一筋を貫いたギグスだ。ドリブラーとして鳴らした90年代とは打って変わり、円熟味が増した2000年以降はパサーとして輝いた。
守備でファーガソン政権を支えたのが、5位のファーディナンドだ。強靭なフィジカルと的確な読みを生かしたクレバーな対応で最終ラインの主軸に君臨。フィードの質も高く攻守両面で頼りになった。
6位は巧みなポジショニングと正確なパスワークでポゼッションのクオリティーを大幅に高めたキャリックをチョイスした。
勇敢かつアグレッシブな守備が際立ったCBのヴィディッチが7位で、安定感抜群のセービングでゴールマウスを死守したファン・デル・サルは9位。両者とも08年のCL制覇の立役者だ。
8位のキーン、10位のベッカムもファーガソン政権の中心人物。前者は主将として類稀なリーダーシップを発揮し、後者は高精度の右足から放つクロスと直接FKで、貴重なゴールを何度ももたらした。
6位は巧みなポジショニングと正確なパスワークでポゼッションのクオリティーを大幅に高めたキャリックをチョイスした。
勇敢かつアグレッシブな守備が際立ったCBのヴィディッチが7位で、安定感抜群のセービングでゴールマウスを死守したファン・デル・サルは9位。両者とも08年のCL制覇の立役者だ。
8位のキーン、10位のベッカムもファーガソン政権の中心人物。前者は主将として類稀なリーダーシップを発揮し、後者は高精度の右足から放つクロスと直接FKで、貴重なゴールを何度ももたらした。