開幕当初はアッレーグリ時代と変わらなかったが…。
セリエAの絶対王者ユベントスには、マウリツィオ・サッリ新監督のスタイルが根付きつつあるようだ。
現地時間10月6日のインテル戦(セリエA7節)はアウェーで2-1の勝利。4分にパウロ・ディバラが先制点を奪うと、18分にラウタロ・マルティネスにPKを決められ追い付かれたものの、80分には途中出場のゴンサロ・イグアインが決勝ゴールを奪って勝ち切った。
イグアインの決勝ゴールのアシスト役は同じく途中出場のロドリゴ・ベンタンクールだったが、それを含めてこのシーンで繋いだパスは実に24本。『OPTA』によれば、これは今シーズンのセリエAで最多の数字だという。
現地時間10月6日のインテル戦(セリエA7節)はアウェーで2-1の勝利。4分にパウロ・ディバラが先制点を奪うと、18分にラウタロ・マルティネスにPKを決められ追い付かれたものの、80分には途中出場のゴンサロ・イグアインが決勝ゴールを奪って勝ち切った。
イグアインの決勝ゴールのアシスト役は同じく途中出場のロドリゴ・ベンタンクールだったが、それを含めてこのシーンで繋いだパスは実に24本。『OPTA』によれば、これは今シーズンのセリエAで最多の数字だという。
今夏に招聘したサッリ新監督は、15~18年に指揮したナポリで「欧州で最も美しい」と謳われたポゼッションスタイルを実現したパスサッカーの信奉者。開幕当初のユーベは、マッシミリアーノ・アッレーグリ前監督時代とさほど大差ない個人能力頼みの攻撃が目立ったが、今回のゴールが象徴する通り、ここにきて「サッリズム」の評される組織的なビルドアップ/仕掛けが徐々に浸透しつつある印象だ。
6連勝中だったインテルに今シーズン初黒星を付け、7節を終えて6勝1分けで単独首位に立ったユーベ。このまま攻守においてサッリズムがチームに浸透して機能性が高まっていけば、前人未到のセリエA9連覇はもちろん、悲願のCL優勝も夢ではないだろう。
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
6連勝中だったインテルに今シーズン初黒星を付け、7節を終えて6勝1分けで単独首位に立ったユーベ。このまま攻守においてサッリズムがチームに浸透して機能性が高まっていけば、前人未到のセリエA9連覇はもちろん、悲願のCL優勝も夢ではないだろう。
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部