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鹿島内定の尚志高エースが刺激を受けた上田綺世からの一言。福島の雄は今冬こそ4強の壁を乗り越えられるか?

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2019年09月23日

2大会連続での全国ベスト4。いまや高体連でも有数の実力校に

尚志のエース染野が市立船橋戦でスタメン出場。しかし怪我の影響で前半途中で交代となった。写真:松尾祐希

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 昨冬の選手権ではベスト4入りを果たした尚志。PK負けを喫した準決勝では優勝した青森山田と激闘を繰り広げ、大きなインパクトを残した。とりわけ、染野唯月(3年・鹿島入団内定)は全国王者相手にハットトリックを達成。その名を轟かせたのは記憶に新しい。


 誰もが認める昨年度の躍進。今季は8年ぶりに2種年代最高峰のプレミアリーグに参戦し、さらなる飛躍が期待されていたのは言うまでもない。現在、Jリーグの育成組織や高体連の強豪が集まるEASTでは苦戦を強いられ、4勝3分7敗の8位。だが、6位のジュビロ磐田U-18とは同勝点で、5位の流経大柏とも5ポイントしか離れていない。残留の権利を勝ち取るポジションに立っているだけなく、上位に食い込む可能性も残している。また、高体連の戦いに目を移しても、今夏のインターハイでは準決勝まで勝ち上がった。着実に結果を積み上げており、高体連の中でも有数の力を持っているのは間違いない。
 
 そこで気になるのは、悲願の選手権初優勝に向けたチームの現在地だろう。10月中旬から地区予選がスタートする。コンディションはどうなのか。夏のインターハイ以降にどのような道を歩んできたのか。9月22日のプレミアリーグ・14節では市立船橋に0−3で敗れたものの、現状は悪くない。とりわけ、明るい材料はコンディションが整っていなかった染野の復活だろう。

 鹿島入りが内定している世代屈指のストライカーは、インターハイ前に負った左膝負傷の影響で夏の全国舞台は不完全燃焼。1回戦はベンチから戦況を見守り、2回戦から準々決勝までは後半からの登場となった。満を持して準決勝の富山一戦ではスタートからピッチに立ったが、手負いのエースはチームを勝利に導けず終戦。昨冬と同様にベスト4で終わり、染野自身も無得点で大会を去った。

「怪我もあって、インターハイでは無得点。1点も取れなかった悔しさがあったし、自分が万全な状態でも調子が悪くても、もっとゲーム中にコントロールができたと思うので、自分がどうであれ、もっとやれていれば全国制覇できていた」
 
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