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【セルジオ越後】久保や中島、堂安は移籍直後。ミャンマー相手の「ベストメンバー」は“ベスト”な選択だったのか?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年08月30日

ミャンマー相手にベストメンバー。強化の基準が分からない!

日本代表の9月2連戦のメンバーに選ばれた堂安(左)と久保(右)。ともに初のW杯アジア予選への参戦となるが…。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 キリンチャレンジカップのパラグアイ戦とカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦の日本代表メンバーが発表された。
 
 メンバーは全員、一度は呼ばれたことがある選手たちで、新しい名前はなかったね。とくに驚きのない“ベストメンバー”じゃないかな。だけど、今回の対戦相手やシーズンに入ったばかりの欧州組のことを考えれば、果たして“ベスト”の選択だったのかは疑問だ。
 
 ワールドカップ予選とはいえ、対戦相手のミャンマーはかなりランクが落ちるし、その相手にベテランの主軸たちはもとより、久保や中島、堂安といった移籍したばかりのクラブで立ち位置も定まらない選手までバンバン呼んだよね。彼らを無理して呼ぶくらいなら、試すべき選手は他にいなかったのかな。強化日数も限られる代表活動なのに、まるでタレントの大盤振る舞いだ。
 
 森保監督は以前、選手の所属チームでの立場に配慮して、移籍した直後の選手を選抜しないこともあったけど、しかしながら今回は、そうした配慮はほとんどなかったように思う。やっていることがちょっと矛盾していないかな。
 
 もちろん今の時代、メンバー選考にスポンサーやテレビ局の意向がまったく影響しないなんてことはないだろう。メンバー入りが約束された選手はいないと森保監督は言うけど、試合に向けたポスターには、よく知られている何人かの選手が入っているね。
 
 6月には南米の強豪と対戦できるコパ・アメリカでは五輪世代を中心としたメンバーで戦っている。それなのに、ミャンマーに対しては“ベストメンバー”で行くというのは正直、どういう基準で選手を選んでいるのか。まったく意味が分からない。
 
 協会側には、国際マッチウィークの日程とか、クラブが選手を出す・出さないとか、いろいろ言い訳する材料はあるだろうけど、いつまでもこういうメンバー選考を続けていたら日本の選手層は厚くならないし、強化にはつながらないよ。
 
 移籍したばかりで怪我でもしようものなら、呼ばれた選手は損をするだけ。これだけのメンバーを揃えたのに、仮に負けでもしたら、次はどんなメンバーを呼ぶんだろう。日本はいきなり追い込まれてしまうよ。
 
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