物議を醸したVAR騒動については「2つのPKがあった」とレフェリーを非難
コパ・アメリカの準決勝でブラジルに屈したアルゼンチンやリオネル・メッシは、試合中の判定に「くだらないファウルばっかりとってきたのに信じられない」と不満を露にした。しかし、再び主要大会で結果を残せなかった彼らの恨み節には、批判の声も少なくない。
そうした賛否が渦巻くなかで、元ブラジル代表のリバウドは、“宿敵”アルゼンチン代表の不満に理解を示した。スペイン紙『Marca』によると、元セレソンの10番は、『Betfair』で「彼らが不満を言うのは正しい」と擁護している。
リバウドは、「今はブラジルのほうがアルゼンチンよりも良いチームで、(判定の)ミスがなかったとしても、チッチ監督のチームが勝っていただろう」とブラジルが上回っていたことを強調したうえで、「アルゼンチンに対するPKがふたつなかった。VARの介入もなかった」と続けた。
また、リバウドは、「以前から言ってきたが、私はVARに反対だ」と、特に南米ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が混乱をもたらすとの見解を示している。
「ヨーロッパでカオスとなっているのなら、南米でもそうなるのは普通のことだ。それも、より頻繁にね」
そうした賛否が渦巻くなかで、元ブラジル代表のリバウドは、“宿敵”アルゼンチン代表の不満に理解を示した。スペイン紙『Marca』によると、元セレソンの10番は、『Betfair』で「彼らが不満を言うのは正しい」と擁護している。
リバウドは、「今はブラジルのほうがアルゼンチンよりも良いチームで、(判定の)ミスがなかったとしても、チッチ監督のチームが勝っていただろう」とブラジルが上回っていたことを強調したうえで、「アルゼンチンに対するPKがふたつなかった。VARの介入もなかった」と続けた。
また、リバウドは、「以前から言ってきたが、私はVARに反対だ」と、特に南米ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が混乱をもたらすとの見解を示している。
「ヨーロッパでカオスとなっているのなら、南米でもそうなるのは普通のことだ。それも、より頻繁にね」
いずれにしてもアルゼンチンが敗退した事実は変わらない。メッシはまたも、代表のユニホームでトロフィーを掲げることができなかった。
2002年の日韓ワールドカップ制覇などセレソンで栄冠を手にしきたリバウドは、メッシがチームメートに恵まれていないと考えているようだ。「以前のアルゼンチンは素晴らしい選手ばかりのすごいチームだっただが、今はメッシだけだ」と持論を展開した。
「メッシを止めればすべて解決するとライバルたちは知っているんだ。もしも、メッシが別の世代(のアルゼンチン代表)と一緒だったら、何かを勝ち取っていただろうことは確かだね」
もちろん「たら・れば」に意味はない。だが、時代が違えばメッシが代表で勝てていたというリバウドの主張は議論を呼びそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部