ポルト会長も中島獲得にご満悦!
現地時間7月5日、ポルトガルの強豪ポルトが、日本代表MFの中島翔哉を獲得したことを正式に発表した。
現在24歳の中島は、2017年夏にFC東京からポルトガル1部のポルティモネンセに加入。1年目からリーグ戦10ゴール・12アシストと結果を残し、複数のクラブの垂涎の的となった。
18-19シーズンの前半戦はポルティモネンセでプレーした中島は、パリ・サンジェルマンからの関心も取り沙汰されるなかで、日本人最高額となる3500万ユーロ(約44億円)と言われる移籍金を置き土産に、19年2月にカタールのアル・ドゥハイルに旅立った。
その中東挑戦から約半年でポルトガル屈指の名門に電撃移籍を果たした中島。気になるのは、その契約形態だ。ポルトの公式サイトには、2024年6月までの5年と契約年数は明かされているものの、移籍金などの詳細な情報は明かされていない。
地元紙『O Jogo』は、アル・ドゥハイルとポルトは、中島を共同保有する契約を締結。保有権は前者が依然として50パーセントを有し、後者は1200万ユーロ(約15億円)を支払って、残り半分の権利を得たと報じている。
現在24歳の中島は、2017年夏にFC東京からポルトガル1部のポルティモネンセに加入。1年目からリーグ戦10ゴール・12アシストと結果を残し、複数のクラブの垂涎の的となった。
18-19シーズンの前半戦はポルティモネンセでプレーした中島は、パリ・サンジェルマンからの関心も取り沙汰されるなかで、日本人最高額となる3500万ユーロ(約44億円)と言われる移籍金を置き土産に、19年2月にカタールのアル・ドゥハイルに旅立った。
その中東挑戦から約半年でポルトガル屈指の名門に電撃移籍を果たした中島。気になるのは、その契約形態だ。ポルトの公式サイトには、2024年6月までの5年と契約年数は明かされているものの、移籍金などの詳細な情報は明かされていない。
地元紙『O Jogo』は、アル・ドゥハイルとポルトは、中島を共同保有する契約を締結。保有権は前者が依然として50パーセントを有し、後者は1200万ユーロ(約15億円)を支払って、残り半分の権利を得たと報じている。
この契約により、アル・ドゥハイルにすれば中島を完全に手放すわけではなくなるため、さらにステップアップした際に、高額な移籍金を受け取る余地を残すことになった。
また、ポルトにしてみれば、アル・ドゥハイルが少なくとも3500万ユーロ以上は要求したと思われる移籍金を大幅にディスカウントして、意中のターゲットを手に入れることができたのだ。
そして、驚かされるのは中島に対して、ポルトが設定した契約解除金だ。ポルトガル紙『Diario de Noticias』によれば、その額は8000万ユーロ(約100億円)で、これはクラブ史上2番目に高い金額になるという。
中島の獲得について、ポルトのピント・ダ・コスタ会長は、熱く語っている。
「ナカジマがポルトの選手になることをずっと夢見てきた。私たちは彼がポルティモネンセにいる時から話し合ってきたからね。実際、テオドロ・フォンセカ(代理人)に本人も希望を語っていたようだ。全ての選手と監督が彼の資質を高く評価している。とにかく我々がずっと恋焦がれていた彼女のようなナカジマが、ポルトのユニホームを着てくれたことを嬉しく思う」
ポルトは、昨シーズンに攻撃の牽引したアルジェリア代表MFのヤシン・ブライミが契約満了により退団。その背番号8を引き継いだ中島に、大きな期待が懸けられているのは間違いない。そうしたプレッシャーの中で、いかなるパフォーマンスを見せるのか――。日本の10番に注目が集まっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部