大分のエースストライカーが開幕戦以来の２発でチームを勝利に導き、快進撃の主役を演じている。

　３月17日、昭和電工ドームで行なわれたJ１リーグ４節、大分トリニータ対横浜F・マリノスの一戦は、大分のエース・藤本憲明の２ゴールで、ホームチームが２対０で勝利を収めた。

　大分は４戦して３勝１敗の３位と、６年ぶりに復帰したJ１の舞台で快進撃といっていい戦いぶりを見せている。その主役となっているのがエースストライカーの藤本だ。４試合で５ゴールのフィーバーぶり。横浜戦では、前半こそ抑えられたものの、後半に真価を発揮した。

　まずは55分、右サイドからの展開に反応してゴール前に入り込むと、松本怜からの折り返しを右足ダイレクトで蹴り込み、先制点を奪ってみせる。すると、その４分後だ。今度はやはり右サイドからの岩田智輝のクロスをニアサイドで華麗なヒールボレーで流し込む。これが鮮やかにGK飯倉大樹のニアサイドを破ってゴールネットを揺らし、大分に２点目が入る。

　その後、藤本はあわやハットトリックの場面もあったが、ここはGK飯倉が阻止。しかし、２ゴールを挙げる藤本の活躍で、大分が２対０で横浜に快勝している。
 

　この藤本の大活躍に、SNS上でも大分ファンの歓喜の声や、藤本を絶賛する声が聞こえてくる。
「大分強い。 藤本憲明も凄い」
「大分の藤本がすごすぎる！」
「藤本憲明ハンパないって 」
「大分よ、藤本憲明とは何者だ？」
「藤本すげーw 大分戦は見に行こう」
「藤本憲明やべぇなぁおい！」

　こうした絶賛の声の中に交じって、「藤本憲明にジェイミー・ヴァーディー臭を感じている（今んとこ）のは、私だけでしょうか？」「日本のヴァーディーという例えがしっくりくる」など、遅咲きのイングランド代表FWを引き合いに出して、現在29歳の藤本の躍進ぶりを称える声もある。

　大分はこれで勝点９として４節終了時点で３位につける。次節は４位の広島との上位対決となるだけに、再びエースのゴールで上位に食らいつきたいところだ。

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