「バルサの3トップはあらゆる対戦相手にとって脅威だ」
ロシア代表監督ファビオ・カペッロは、『Sky Italia』のインタビューに答えて、今シーズンの欧州サッカーについて次のような予想を語っている。
「移籍マーケットで大きく戦力を上積みしたのはバルセロナだ。スアレスのようなプレーヤーを前線に加えるだけで、攻撃の危険度は大幅に高くなる。ネイマール、メッシとの3トップはどんな相手にとっても脅威だろう。3人全員が守備の局面にも積極的に参加すればパーフェクトだ。スアレスはそれをするが、残る2人はそうでもない。メッシも最初は献身的に守備をしたが、今は貢献度が下がっている。とはいえ、相手にとっては危険な存在であることに変わりはない。リーガに関しては、バルセロナに引けを取らない総合力を持っているのがレアル・マドリーだ。それ以外のクラブは明らかにレベルが落ちる」
「チャンピオンズ・リーグでは、バイエルンとチェルシーが抜きん出ている。スペインの2強がそれに続く形だろう。イタリア勢はそれよりもレベルが落ちるが、昨シーズンのアトレティコを見てもわかるように、ハングリーさとモチベーションが違いを作り出す可能性は常にある。ミラン? ヨーロッパに戻ってほしいと思っている。インザーギはよくやっている。メンタル的な部分ではチームに多くをもたらしているが、偉大なプレーヤーがいなければ、それにも限界があることは確かだ」
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
「移籍マーケットで大きく戦力を上積みしたのはバルセロナだ。スアレスのようなプレーヤーを前線に加えるだけで、攻撃の危険度は大幅に高くなる。ネイマール、メッシとの3トップはどんな相手にとっても脅威だろう。3人全員が守備の局面にも積極的に参加すればパーフェクトだ。スアレスはそれをするが、残る2人はそうでもない。メッシも最初は献身的に守備をしたが、今は貢献度が下がっている。とはいえ、相手にとっては危険な存在であることに変わりはない。リーガに関しては、バルセロナに引けを取らない総合力を持っているのがレアル・マドリーだ。それ以外のクラブは明らかにレベルが落ちる」
「チャンピオンズ・リーグでは、バイエルンとチェルシーが抜きん出ている。スペインの2強がそれに続く形だろう。イタリア勢はそれよりもレベルが落ちるが、昨シーズンのアトレティコを見てもわかるように、ハングリーさとモチベーションが違いを作り出す可能性は常にある。ミラン? ヨーロッパに戻ってほしいと思っている。インザーギはよくやっている。メンタル的な部分ではチームに多くをもたらしているが、偉大なプレーヤーがいなければ、それにも限界があることは確かだ」
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎