開幕3試合で何が見えた? 【チェルシー】のスタートを番記者が診断

カテゴリ:メガクラブ

ダン・レビーン

2014年09月03日

開幕3試合で4得点のD・コスタは守備でも貢献。

3連勝と好スタートを切ったチェルシー。番記者には何が見えたのか? (C) Getty Images

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 8月16日に開幕したプレミアリーグは、9月頭の代表ウィークまでに3節を消化した。
 
 スタートから3試合で、何が見えたのか? プレミアのメガ5クラブに密着する各番記者が、それぞれのチームの滑り出しを考察した。
 
 無傷の3連勝で首位に立つチェルシーを、ダン・レビーン記者が斬る。
 
[考察1]
【D・コスタは「本物」、セスク加入の効果も絶大】
 
 懐疑的な意見を一掃する大活躍だ。ジエゴ・コスタは「本物」だった。開幕戦の開始17分にゴールを決めると、続くレスター戦では先制弾を奪い、3節エバートン戦でも先制点を含む2得点。さらに、労を惜しまないハードワークで守備にも貢献し、サポーターのハートをすっかり鷲掴みにしている。
 
 セスク・ファブレガスも、特大のインパクトを放っている。際立つのは創造性で、ゴールに直結する鮮やかなラストパスはジョゼ・モウリーニョ監督をも魅了している。D・コスタとの呼吸もばっちりで、もう何年もコンビを組んでいるようだ。ファイナルサードで違いを作り出す絶対的なクオリティーを、チェルシーはついに手に入れた。
 
[考察2]
【トランジション(攻守の切り替え)の質が向上】
 
 モウリーニョ監督が課題に挙げていたポジティブ・トランジション(守から攻への切り替え)が、格段に良くなっている。ネマニャ・マティッチのシンプルなつなぎから、オスカール、あるいはラミレスを経由してセスクが決定的なチャンスを作り出す。右SBのブラニスラフ・イバノビッチが、タイミングのいいオーバーラップで厚みを加えるショートカウンターは切れ味鋭く、対戦相手の脅威となっている。
 
[考察2]
【新守護神クルトワも「本物」】
 
 アトレティコ・マドリーでの3年間の武者修行(レンタル)を終え、ついに戻ってきたティボー・クルトワは、それまでの正守護神ペトル・チェフを控えに追いやるだけの実力の持ち主だった。ハイボールの競り合いなどセービングはチェフよりも安定し、精度の高いキックとスローは、一気にチャンスを作り出す大きな武器となっているのだ。
 
【記者】
Dan LEVENE ダン・レビーン
【翻訳】
松澤浩三
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