左右両足、頭に自らの仕掛け…。多彩なゴールパターンが好調を物語る
その得点パターンの多彩さが今の好調を物語っている。11月10日の32節・湘南戦。G大阪の韓国代表FW、ファン・ウィジョがクラブタイ記録となる6試合連続得点を挙げた。もっと言えば、韓国代表での活動も含めればアジア大会以降の公式戦は16試合・17得点。8月以降は“ケチャドバ”だ。宮本ガンバのJ1残留は韓国人ストライカーなくして有り得なかったといっても過言ではない。
Jリーグに焦点を絞って、そのゴールパターンを振り返ってみたい。
6戦連発の“幕開け”は9月15日の神戸戦。1-1の68分。左サイドで展開されるなか、一度ニアに入る素振りを見せてファーサイドのスペースを突いて右足で逆転弾を挙げた。
9月21日の清水戦。26分に戻りながらの左足ボレーでこの日2得点目。1点目は右からのクロスを右足ボレーで合わせた。
9月29日、広島戦。0-0の84分、CKのチャンスからコースが変わったボールに反応。
10月20日、横浜戦。縦パスをエリア内で受けると素早い反転からDF2人を翻弄しゴール。
11月3日、浦和戦。左サイドからドリブルで独走。最後はカットインから右足でゴール。
そして湘南戦。60分に右クロスをヘディングで合わせて、これが決勝弾となった。
Jリーグに焦点を絞って、そのゴールパターンを振り返ってみたい。
6戦連発の“幕開け”は9月15日の神戸戦。1-1の68分。左サイドで展開されるなか、一度ニアに入る素振りを見せてファーサイドのスペースを突いて右足で逆転弾を挙げた。
9月21日の清水戦。26分に戻りながらの左足ボレーでこの日2得点目。1点目は右からのクロスを右足ボレーで合わせた。
9月29日、広島戦。0-0の84分、CKのチャンスからコースが変わったボールに反応。
10月20日、横浜戦。縦パスをエリア内で受けると素早い反転からDF2人を翻弄しゴール。
11月3日、浦和戦。左サイドからドリブルで独走。最後はカットインから右足でゴール。
そして湘南戦。60分に右クロスをヘディングで合わせて、これが決勝弾となった。
左右両足、頭、自ら仕掛けることもできれば、一瞬の動きでマーカーを外すこともできる。完成されたストライカーになりつつあるが、シーズン序盤は周囲とのリズムが合わないシーンが目立った。積極的に裏のスペースへ抜け出そうとするが、タイミングが合わずにオフサイドに引っ掛かりまくり。無理な体勢からシュートを打とうとして相手ブロックに阻まれることも多々あった。改善できたのは得点王を獲得したアジア大会でのブレイクと、そして宮本恒靖監督の“満足させない姿勢”があったからだろう。
「ツネさんは常にチーム全体の課題や次のミッションを与えてくれる。もちろん良かったところはそのまま継続させてくれるけど、その課題に個々が向き合って次の試合に臨んでいる」
「ツネさんは常にチーム全体の課題や次のミッションを与えてくれる。もちろん良かったところはそのまま継続させてくれるけど、その課題に個々が向き合って次の試合に臨んでいる」