18歳のフォデンはグアルディオラが惚れ込む逸材。
強豪クラブが一堂に会し、欧州の覇権を争うチャンピオンズ・リーグ。3連覇中の王者レアル・マドリーが第2節にして早くも黒星を喫するなど、波乱の展開を見せている2018‐2019シーズンだが、クリスチアーノ・ロナウドやネイマールといったビッグネームとともに目が離せないのは、無限の可能性を秘めた若手プレーヤーたちだ。
昨シーズンはパリSGのキリアン・エムバペが大ブレイクを遂げたが、はたして彼に続くヤングスターは現われるのか。『ワールドサッカーダイジェスト』では、ヨーロッパの主要5か国の記者にアンケートを実施。協力してくれたのは、以下の5人の記者だ。
●オリバー・ケイ(ザ・タイムズ紙記者/イングランド)
●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙記者/スペイン)
●マルコ・ドッタービ(ウルティモ・ウオモ記者/イタリア)
●シュテファン・ポッター(UEFA.com記者/ドイツ)
●ヴァンサン・デュリュック(レキップ紙記者/フランス)
長きに渡り、本場ヨーロッパで取材活動を続ける彼らに、「今シーズンのCLで、大きな衝撃を与えうる若手ブレイク候補は?」と問いかけたところ、8人の名前が浮上。選考理由とともに紹介しよう。
昨シーズンはパリSGのキリアン・エムバペが大ブレイクを遂げたが、はたして彼に続くヤングスターは現われるのか。『ワールドサッカーダイジェスト』では、ヨーロッパの主要5か国の記者にアンケートを実施。協力してくれたのは、以下の5人の記者だ。
●オリバー・ケイ(ザ・タイムズ紙記者/イングランド)
●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙記者/スペイン)
●マルコ・ドッタービ(ウルティモ・ウオモ記者/イタリア)
●シュテファン・ポッター(UEFA.com記者/ドイツ)
●ヴァンサン・デュリュック(レキップ紙記者/フランス)
長きに渡り、本場ヨーロッパで取材活動を続ける彼らに、「今シーズンのCLで、大きな衝撃を与えうる若手ブレイク候補は?」と問いかけたところ、8人の名前が浮上。選考理由とともに紹介しよう。
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フィル・フォデン(MF)
■マンチェスター・シティ所属
■イングランドU-21代表
■2000年5月28日生まれ(18歳)
「近年のイングランドは、ユース年代の国際大会で成功を続けており、そのメンバーがシニアレベルで頭角を現わし始めている。筆頭格は17年のU-17W杯最優秀選手で、あのグアルディオラ監督が惚れ込んでいるフォデンだ。もしこの18歳がピッチに立てば、左足を駆使したクリエーティブなプレーに世界中のファンは感嘆することだろう。そのフォデンと同じマンチェスター・Cの下部組織出身の18歳で、昨夏にドルトムントに移籍したサンチョも、『イングランドのネイマールにもなりうる』と評される注目の逸材だ」(シュテファン・ポッター記者)
「イングランドにはリバプールのアレクサンダー=アーノルド、マンチェスター・Uのラッシュフォード、トッテナムのアリなど期待のヤングスターが少なくない。なかでも注目してほしいのが、マンチェスター・Cのフォデンだ。18歳がCL優勝候補のクラブで出番を得るのは容易ではないが、おそらくグアルディオラ監督は比較的プレッシャーの少ないグループステージで若手を試してくるのではないか。そこで一気に花開いても不思議はな い真のタレントだ」(オリバー・ケイ記者)
イルビング・ロサーノ(FW)
■PSV所属
■メキシコ代表
■1995年7月30日生まれ(23歳)
「ロシアW杯でドイツを奈落の底に突き落とす一撃を沈めた新星だ。PSVがバルサ、トッテナム、インテルと同居する厳しいグループBを勝ち抜くには、この23歳の爆発が絶対に欠かせない」(シュテファン・ポッター記者)
「昨シーズンを通じてヨーロッパの環境に慣れ、ロシアW杯でも活躍。本格ブレイクへの準備は整った」(マルコ・ドッタービ記者)
ゴンサロ・ゲデス(FW)
■バレンシア所属
■ポルトガル代表
■1996年11月29日生まれ(22歳)
「バレンシアにレンタル移籍した昨シーズンに大きく成長。3年ぶりにCL参戦を果たす 同クラブの絶対的なキーマンだ。欧州の舞台でも輝きを放てるか」(シュテファン・ポッター記者)
ウスマンヌ・デンベレ(FW)
■バルセロナ所属
■フランス代表
■1997年5月15日生まれ(21歳)
「恩を仇で返すようにドルトムントからバルサへの移籍を強行した昨シーズンは、怪我もあって低調なパフォーマンスに終始。しかし今シーズンは、すでに真価を発揮し始めている。卓越したテクニックを駆使したドリブルで敵陣を切り裂き、ゴールも奪えるそのプレーは、メッシ依存が顕著なバルサにおいて、新たな攻撃オプションとして貴重な武器となりうる」(ラディスラオ・モニーノ記者)
フィル・フォデン(MF)
■マンチェスター・シティ所属
■イングランドU-21代表
■2000年5月28日生まれ(18歳)
「近年のイングランドは、ユース年代の国際大会で成功を続けており、そのメンバーがシニアレベルで頭角を現わし始めている。筆頭格は17年のU-17W杯最優秀選手で、あのグアルディオラ監督が惚れ込んでいるフォデンだ。もしこの18歳がピッチに立てば、左足を駆使したクリエーティブなプレーに世界中のファンは感嘆することだろう。そのフォデンと同じマンチェスター・Cの下部組織出身の18歳で、昨夏にドルトムントに移籍したサンチョも、『イングランドのネイマールにもなりうる』と評される注目の逸材だ」(シュテファン・ポッター記者)
「イングランドにはリバプールのアレクサンダー=アーノルド、マンチェスター・Uのラッシュフォード、トッテナムのアリなど期待のヤングスターが少なくない。なかでも注目してほしいのが、マンチェスター・Cのフォデンだ。18歳がCL優勝候補のクラブで出番を得るのは容易ではないが、おそらくグアルディオラ監督は比較的プレッシャーの少ないグループステージで若手を試してくるのではないか。そこで一気に花開いても不思議はな い真のタレントだ」(オリバー・ケイ記者)
イルビング・ロサーノ(FW)
■PSV所属
■メキシコ代表
■1995年7月30日生まれ(23歳)
「ロシアW杯でドイツを奈落の底に突き落とす一撃を沈めた新星だ。PSVがバルサ、トッテナム、インテルと同居する厳しいグループBを勝ち抜くには、この23歳の爆発が絶対に欠かせない」(シュテファン・ポッター記者)
「昨シーズンを通じてヨーロッパの環境に慣れ、ロシアW杯でも活躍。本格ブレイクへの準備は整った」(マルコ・ドッタービ記者)
ゴンサロ・ゲデス(FW)
■バレンシア所属
■ポルトガル代表
■1996年11月29日生まれ(22歳)
「バレンシアにレンタル移籍した昨シーズンに大きく成長。3年ぶりにCL参戦を果たす 同クラブの絶対的なキーマンだ。欧州の舞台でも輝きを放てるか」(シュテファン・ポッター記者)
ウスマンヌ・デンベレ(FW)
■バルセロナ所属
■フランス代表
■1997年5月15日生まれ(21歳)
「恩を仇で返すようにドルトムントからバルサへの移籍を強行した昨シーズンは、怪我もあって低調なパフォーマンスに終始。しかし今シーズンは、すでに真価を発揮し始めている。卓越したテクニックを駆使したドリブルで敵陣を切り裂き、ゴールも奪えるそのプレーは、メッシ依存が顕著なバルサにおいて、新たな攻撃オプションとして貴重な武器となりうる」(ラディスラオ・モニーノ記者)