後半開始6分の先制点で一気に勢いづく
[チャンピオンズ・リーグ第2節|ドルトムント 3-0 モナコ|10月3日]
ブンデスリーガでは首位浮上と好調のドルトムントが、リーグ・アンで18位に沈んでいるモナコを迎えた一戦。2016-17シーズン準々決勝以来の顔合わせであり、ホームチームにとっては、あの試合前の「バス爆破事件」を思い起こさせるカードともなった。当事者だった香川真司は今回、怪我でメンバーから外れている。
試合は、立ち上がりにドルトムントが攻め込み、4分にヴォルフが遠めからファーストシュートを放つが、その後は守備により強い意識を置いたアウェーチームにスペースを塞がれ、なかなか効果的な攻撃が仕掛けられない。
ブンデスリーガでは首位浮上と好調のドルトムントが、リーグ・アンで18位に沈んでいるモナコを迎えた一戦。2016-17シーズン準々決勝以来の顔合わせであり、ホームチームにとっては、あの試合前の「バス爆破事件」を思い起こさせるカードともなった。当事者だった香川真司は今回、怪我でメンバーから外れている。
試合は、立ち上がりにドルトムントが攻め込み、4分にヴォルフが遠めからファーストシュートを放つが、その後は守備により強い意識を置いたアウェーチームにスペースを塞がれ、なかなか効果的な攻撃が仕掛けられない。
一方、モナコはゴロビンが中盤のチャンスメーカーとして好パスを次々に配球。彼が絡んだプレーから、9分にヘンリヒスがカットインからフィニッシュまで持ち込むと、16分にヘンリヒスのクロスを受けたシラのダイレクトで、17分にはティーレマンスがミドルと、立て続けにシュートを放つ。
ティーレマンスは19分にもミドル。ボールはドライブしてドルトムント・ゴールを襲うも、GKビュルキが好セーブでこれを防いだ。
ドルトムントが2本目のシュートを放ったのは33分になってから。ヴォルフ、ディレイニーと繋ぎ、パコ・アルカセルがダイレクトでゴール左隅を狙うが、わずかに枠外に逸れる。さらに39分、混戦のなかでヴォルフが反転して決定的なシュートを放つが、これはGKベナーリオの好反応に阻まれた。
このプレーでベナーリオが負傷し、怪我から復帰したばかりのスバシッチが緊急出場するというアクシデントにモナコは見舞われたが、前半は主導権を終始握ったまま、45分を過ごすことができた。
しかし後半開始から6分、ホームチームに先制点がもたらされる。モナコの拙守から攻勢に立ったドルトムントは、サンチョのスルーパスで交代出場のラーセンがDFラインの裏に抜け出し、右足を振り抜いてスバシッチの牙城を崩した。
ドルトムントは後半に入り、攻撃に連動性が生まれ、またモナコが前半に比べてスペースを空けたこともあり、速い攻撃を展開できるようになる。60分にはヴィツェルからパコ・アルカセルにスルーパスが通るが、モナコはシディベが追いついてシュートを阻む。
62分にも、サンチョのパスを受けて右サイドを抜け出したピシュチェクのクロスを、パコ・アルカセルがスルー、背後でロイスが合わせるという鮮やかな攻撃が見られたが、フィニッシュは枠を捉えられない。
対するモナコのチャンスは64分。ゴロビンの正確なクロスにファルカオが高いジャンプから頭で合わせるが、CBのザガドゥがうまく身体を寄せて強いシュートを許さない。
68分、ドルトムントは分厚い攻撃から、ロイスがペナルティーエリア内でジェメルソンに続き、グリクをかわしたところで倒されてPK獲得。これをパコ・アルカセルが蹴るも、中央に強く蹴ったボールはクロスバーにはね返されてしまう。
さらに3分後にも、サンチョがヴァイグルのスルーパスで抜け出すも、スバシッチの頭上を狙ったシュートは枠を捉えられない。
連続して得点機を逃したドルトムントだが、その直後、サンチョ、ロイスと繋がり、スルーパスはパコ・アルカセルへ。切り返しでスバシッチをかわしたCFは左に流れながら、今度はしっかりゴールネットを揺らし、チームに追加点をもたらした。
安全圏に入ったドルトムントは、残り時間でもボールを支配しながら敵陣で試合を進めながら運動量の減ったモナコの攻撃をしのぎ、アディショナルタイムにはラーセンのクロスをロイスがフリーで突き刺してダメを押し、2シーズン前の雪辱を果たすとともに、連勝を飾った。
次節は24日、首位の座を懸けてアトレティコ・マドリーをホームに迎え撃つ。
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