計11失点のうち実に9失点がセットプレーかクロスからのもの
勝てない。J2の3位でプレーオフを経てJ1に昇格してきたチームが歩むべき道としては、あまり珍しいことではないのかもしれない。それでも“勝てなさ”に問題は山積している。
ボールを保持し、ショートパス主体で攻撃を形作っていくサッカーは、カウンターやハイプレスなどの対策がはまりやすいところは当然ある。だが、それにしても名古屋は無防備に負け続けている。2014年以来のリーグ4連敗から見えてくるピッチの内実は、彼らにどのような変化を要求することになるのだろうか。
力勝負で負けた4節の川崎戦はともかくとして、5節・鳥栖戦からのリーグ3連敗には共通した敗因がある。ロングボールやハイプレスを基本線とした明確な名古屋対策である。
2-3で敗れた鳥栖戦では、ビクトル・イバルボの空中戦とキープ力を頼りにしたカウンターに押され、2点のリードも終盤の20分ほどで帳消しにされた。攻守の切り替えを速くし、前線からボールを奪いにかかる守備を志向する名古屋だが、連戦の疲れもあってかプレッシングにパワーが不足し、易々と自陣のスペースにボールを蹴られる傾向がこのところ顕著だ。続く6節・札幌戦ではそのスペースをチャナティップと三好康児に蹂躙され、反撃もできずに0-3で敗れ去っている。
ボールを保持し、ショートパス主体で攻撃を形作っていくサッカーは、カウンターやハイプレスなどの対策がはまりやすいところは当然ある。だが、それにしても名古屋は無防備に負け続けている。2014年以来のリーグ4連敗から見えてくるピッチの内実は、彼らにどのような変化を要求することになるのだろうか。
力勝負で負けた4節の川崎戦はともかくとして、5節・鳥栖戦からのリーグ3連敗には共通した敗因がある。ロングボールやハイプレスを基本線とした明確な名古屋対策である。
2-3で敗れた鳥栖戦では、ビクトル・イバルボの空中戦とキープ力を頼りにしたカウンターに押され、2点のリードも終盤の20分ほどで帳消しにされた。攻守の切り替えを速くし、前線からボールを奪いにかかる守備を志向する名古屋だが、連戦の疲れもあってかプレッシングにパワーが不足し、易々と自陣のスペースにボールを蹴られる傾向がこのところ顕著だ。続く6節・札幌戦ではそのスペースをチャナティップと三好康児に蹂躙され、反撃もできずに0-3で敗れ去っている。
失点の仕方にもある傾向が強く、リーグ、ルヴァンカップと3失点以上のゲームが続くなかで、計11失点のうち実に9失点がセットプレーかクロスからのものだ。今、名古屋と対戦を控えているチームはこう思っていることだろう。ロングボールを蹴ってスペースを突き、クロスを上げればチャンスは生まれる、と。
7節で対戦した仙台(2-3)は、それをサイドチェンジの形に応用し、ビルドアップからの緩急もつけて効果的に使ってきた。名古屋はその策の前に、3バックへの布陣変更もさして効果を出すことができなかった。
では、問題は守備陣にあるかといえば、それがすべてと言い切れないのが名古屋の複雑なところだ。前半終了間際にジョーを投入し、後半からさらにワシントンをアンカーに据えて4-3-3に戻したチームは、点差を取り戻すアグレッシブな姿勢とリスクを負った攻撃内容で形勢をイーブンに戻している。
「ボールをもらいにいくことにビビるな」という指揮官の檄が飛ぶなか、選手たちは積極果敢にボールをつなぎ、目の前の1対1に挑み、推進力をもってプレーした。その結果がジョーの2ゴールであり、後半45分間のスコアを2-1とした巻き返しである。
7節で対戦した仙台(2-3)は、それをサイドチェンジの形に応用し、ビルドアップからの緩急もつけて効果的に使ってきた。名古屋はその策の前に、3バックへの布陣変更もさして効果を出すことができなかった。
では、問題は守備陣にあるかといえば、それがすべてと言い切れないのが名古屋の複雑なところだ。前半終了間際にジョーを投入し、後半からさらにワシントンをアンカーに据えて4-3-3に戻したチームは、点差を取り戻すアグレッシブな姿勢とリスクを負った攻撃内容で形勢をイーブンに戻している。
「ボールをもらいにいくことにビビるな」という指揮官の檄が飛ぶなか、選手たちは積極果敢にボールをつなぎ、目の前の1対1に挑み、推進力をもってプレーした。その結果がジョーの2ゴールであり、後半45分間のスコアを2-1とした巻き返しである。
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