自分より前に味方を置き、テンポ良くパスを捌く
前半の途中、自らの判断でポジションを変えた。
4節・浦和戦、横浜のスターティングポジションは4-3-3。中盤の形は正三角形で、トップ下に収まっていた天野純は、「そっちのほうがうまく守備がハマる」と、ひとつ落ちて扇原貴宏とともに2ボランチを組む。代わりにボランチのダビド・バブンスキーがトップ下を務めた。
ミドルゾーンの攻防で優位に立つため、まずは守備の安定を考えた。ボランチに入ったのは、「ダビは攻撃的な選手で、より前にいたほうが違いを作れる。しかも彼は守備でけっこう力を使っていたし、だったら俺のほうが守備は慣れているから、後ろからダビを活かしたほうがいいと思った」のが理由だ。
天野が一列下がることで、中盤の守備の強度は確かに上がった。扇原とともに浦和の柏木陽介や長澤和輝をしっかりと監視し、自由に攻め込ませなかった。
4節・浦和戦、横浜のスターティングポジションは4-3-3。中盤の形は正三角形で、トップ下に収まっていた天野純は、「そっちのほうがうまく守備がハマる」と、ひとつ落ちて扇原貴宏とともに2ボランチを組む。代わりにボランチのダビド・バブンスキーがトップ下を務めた。
ミドルゾーンの攻防で優位に立つため、まずは守備の安定を考えた。ボランチに入ったのは、「ダビは攻撃的な選手で、より前にいたほうが違いを作れる。しかも彼は守備でけっこう力を使っていたし、だったら俺のほうが守備は慣れているから、後ろからダビを活かしたほうがいいと思った」のが理由だ。
天野が一列下がることで、中盤の守備の強度は確かに上がった。扇原とともに浦和の柏木陽介や長澤和輝をしっかりと監視し、自由に攻め込ませなかった。
それよりも効果的だったのは、天野の周囲へのサポートだ。例えば、SBのやや斜め後ろにポジションを取り、ボールを出し入れしながら、機を見て逆サイドに展開する。自分より前に味方を置き、テンポ良くパスを捌く。より出し手に専念する献身的なプレーは、チームのポゼッションを確実に高めていた。
ある意味、黒子に徹したその仕事ぶりについて、天野自身は「やってみて功を奏したというか、そこまで考えていなかったですね(笑)」と笑顔を見せる。「でもまあ、後ろに構えながら攻撃を操れた感じはあったし、リズムは作れた」と手応えも口にした。
【PHOTO】横浜を彩る美女チアリーダー『トリコロールマーメイズ』!
【浦和 0-1 横浜 PHOTO】ウーゴヴィエイラのゴールで浦和撃破!横浜ゴール裏、大歓喜!
ある意味、黒子に徹したその仕事ぶりについて、天野自身は「やってみて功を奏したというか、そこまで考えていなかったですね(笑)」と笑顔を見せる。「でもまあ、後ろに構えながら攻撃を操れた感じはあったし、リズムは作れた」と手応えも口にした。
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