[Ｊ１第２ステージ15節]新潟１－２浦和／10月22日（土）／デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟　5.5
前半早々に失点を許したが、すぐ修正して立て直した。その後も組織的な守備で浦和を苦しめた。しかし……終盤に粘り切れず失点。重要なホームの試合で勝点１を奪えず、名古屋との得失点差で15位に順位を落とした。次節はG大阪と対戦する。
 

【新潟 １-２ 浦和 PHOTO】浦和が勝利するも、優勝は次節以降に持ち越し。

【新潟｜採点・寸評】
GK
21　守田達弥　5.5
早々にゴールを許したものの集中を切らさずにいたが、終盤に痛恨の失点を与えた。ややラフプレーが目立つ試合でも、チームメイトに指示を欠かさず、落ち着かせていた。
 
DF
４　舞行龍ジェームズ　4.5
守備陣の最後尾に位置取り、カバーリングでチームを助けた。しかし時折、ラインコントロールが乱れたり、軽い対応も見られ、李にブロックされて失点を与えてしまった。２失点に絡んだ。
 
７　コルテース　６
浦和の連係に苦しみ、ワンツーについていけない場面も見られた。クロスを供給する回数は少なかったものの、絶え間なくアップダウンを繰り返し貢献。攻守に厚みをもたらしていた。
 
24　西村竜馬　5.5
高い跳躍力を生かしながら空中戦で存在感を発揮して、ハイボールを撥ね返した。しかし地上戦では、相手攻撃陣のポジションチェンジに戸惑う姿が見られた。
 
25　小泉　慶　６（87分OUT）
途中までは関根と互角以上に渡り合う。ただ徐々に味方との距離感が曖昧になり、中途半端な対応が見増えた。途中交代したあと、そのサイドから崩されてしまった。
 
27　松原　健　5.5
ボランチとの連係で、上手く２シャドーの高木と武藤への難しい対応をそつなくこなしていた。しかし、その集中が90分間、続かなかった。最後は関根への対応が遅れ、アシストを許した。
 
MF
６　小林裕紀　5.5
44分に放ったシュートは、力なくGK西川の正面に飛んでしまい、大勢のサポーターからため息を誘った。L・シルバとともにセカンドボールをことごとく拾っていたが、最後、止めきれずに決勝点を与えてしまった。
 
８　レオ・シルバ　6.5
一級品のフィジカルを生かして、広範囲に顔を出しボールを刈り取り、柔軟なテクニックでボールを収め、楽しむようにパスを展開していった。もう少し周りのサポートを受けて、より高いポジションでの仕事を増やしたかった。
 
13　加藤　大　5.5
前半は積極果敢にドリブルで仕掛ける場面が見られた。しかし疲れが出たのか、後半は徐々にトーンダウン……。奔走した守備面の貢献度は高かったと言えるが、期待された攻撃面での存在感は希薄だった。