【ミラン番記者】ベンチ生活の本田圭佑は一刻も早く身の振り方を考えるべきだ

カテゴリ:海外日本人

マルコ・パソット

2016年09月20日

本田の前に大きな壁となって立ちはだかるスソ。

4節のサンプドリア戦で今シーズン3度目の出番なしに終わった本田。モンテッラ新監督の構想では完全にバックアッパーだ。写真:Alberto LINGRIA

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 サッカーの道には終わりがなく、どこに続いているのかわからない。もしかしたら、今は裏道に追いやられている本田圭佑も、数週間後にはメインストリートを歩いているかもしれない。そう、ミランに来てから何度もあったシチュエーションだ。絶対にないとは誰にも言いきれないだろう。
 
 しかし、いま現在の状況を見る限りは、本田の道の行き先は一つしかない。袋小路だ。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の頭の中の序列は、日を追うごとにはっきりとしてきていて、本田が入り込む余地は現時点で見当たらない。
 
 9月16日のサンプドリア戦(セリエA4節)における勝利は、前々回のコラムで書いた通り「本田の前に立ちはだかる障害はエベレストのように高い」ということを再確認させた。
 
 その大きな壁の名前はスソ。左利きのテクニシャンはこの日、攻撃の中心として的確なパフォーマンスを見せ、モンテッラの信頼と期待にとてもよく応えていた。客観的に見て現時点では右ウイングのレギュラーに相応しい存在で、指揮官が4試合連続でスソをスタメンに選んでいるのは当然だ。
 
 データもそれを裏付ける。ここ3試合でミランが奪った3ゴールのうち、スソはすべてに絡んでいるのだ(1ゴール・2アシスト)。ライバルの本田がベンチを温めるのは自然の摂理だろう。
 
 サンプドリア戦でもスソの創造性はミランの中でピカイチだったし、闘志と勇猛さと積極性も見せていた。中でも一番光っていたのが、カルロス・バッカの決勝点をお膳立てした85分のシーンだ。左足から放たれた見事なスルーパスによって、バッカは相手GKと1対1になり、決勝ゴールが生まれた。
 
 つまり、2連敗中というモンテッラがミランに来てから一番の危機的状況を、スソはバッカとともに打ち砕いてくれたわけだ。指揮官の信頼はさらに厚くなったに違いない。

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