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【バイタルエリアの仕事人】vol.57 デニス・ヒュメット|日本の若手はチャンスがあれば欧州に挑戦すべき。ただ分かっておいてほしいのは…

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年10月31日

ヨーロッパのようなサポーターの熱量に驚いた

ヒュメットはJリーグで何を感じ、どのようなキャリアを見据えているのか。写真:永島裕基

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 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第57回は、ガンバ大阪のスウェーデン出身FWデニス・ヒュメットだ。

 前編では、得点を奪うための極意や自身のプレー哲学などについて訊いた。後編では、Jリーグで何を感じ、どのようなキャリアを見据えているのかを深掘り。プレー面から一歩離れ、日本サッカーや今後の目標について、自身の言葉で話してもらった。

――◆――◆――
 
 日本に来ることを決めた一番大きな理由は、ガンバ大阪が私を求めてくれたその熱量です。非常に積極的に求めてくれて、そのことには最大の感謝をしています。

 オファーをいただいた時、父と兄に相談しながら話を進めました。やはり、自分の中ではこのJリーグという地球の裏側にある、全く違うリーグでチャレンジしたい、この壮大な冒険に挑戦してみたいという気持ちが強くありました。Jリーグで自分がどのようにプレーできるのかを試してみたい、その気持ちが生まれたのが大きな要因です。

 日本に来て7か月が経ち、もう色々な面で慣れてきましたね。このように日本でプレーできる機会をいただけたのは、自分にとって本当に光栄なことなんです。

 様々な状況で新しい文化に慣れることは、自分自身の人生の糧にもなります。その経験が人間を形作っていくものだと思っているので、今のところは何も問題なく、非常に快適に生活を楽しめています。

 日本に来て驚いたひとつは、サポーターの熱量。ヨーロッパのようにサポーターの熱量が大きい、“熱い”と感じました。ガンバのホームゲームではスタジアムがほぼ満員になりますし、試合開始のホイッスルから終了まで歌い続けてチームを鼓舞してくれる。そのような文化は、選手にとっても非常にありがたい。その熱い情熱を感じられるのは、自分にとって嬉しい驚きでした。
 
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