柏戦は主導権を握るも、またも勝ち切れず。
「残り15分以外は、ほぼ完璧なゲームができたと言える。足りなかったのは2点目だけ。チャンスを作るところまでは良くできた」(フィッカデンティ監督)
J1・5節の柏戦、鳥栖はエースの豊田の先制点で幸先の良いスタートを切ったが、81分に柏の大津にゴールを割られ、1-1のドローに終わった。
これで勝点5の14位。ナビスコカップを含めた6戦でいまだ無失点試合はなしと、苦戦を強いられている。冒頭のフィッカデンティ監督の言葉のように、柏戦は終始、主導権を握ったものの、結局は勝ち切れず。それも終盤には守護神の林がPKを阻止しなければ、負けていた可能性が高かっただけに「まずは守備から」と、チームを作ってきたフィッカデンティ体制にはやや不安が募る。
この日、ビッグセーブでチームに勝点1をもたらした林も語る。
「全体的にはみんな粘ってくれたが、先制しているにも関わらず、カウンターを食らうシーンが多すぎた。もっとどっしりとゆっくり攻めても良いシーンはあっただろうし、ホームで勝たないと話にならない。まだまだ詰めなくてはいけないことが多い」
昨季に失われた堅守を取り戻そうと今季はスタートしたが、まだまだ道のりは険しそうだ。
加えて攻撃面でも不安材料は残る。その際たるものが“フィッカデンティ流”の代名詞と言える4-3-1-2で、トップ下を務める鎌田がチーム戦術に馴染めていない点だ。
前節(3月19日)の横浜戦後には「真ん中でプレーできていない。去年は中央から崩せていたけど、今年はサイドからの形が多いので、そこで自分の形を作っていくのが大切かなとは思います」ともどかしさを口にしていた。柏戦ではピッチの中央やや左を自らドリブルで持ち上がり、スルーパスで豊田の先制ゴールを演出するなど、まずまずの出来を見せたが、本人の表情は冴えない。
「今日は自分に上手くボールが入ったというよりは、守備が機能していたので、前向きでボールを持つことができたという感じです。このチームはまずは守備なので、自分も意識してやりました。ただ、今日も難しさはありました。サイドから僕のところにボールが入るシーンが全然なかった。そこは(前節とは)変わっていないと思います」
J1・5節の柏戦、鳥栖はエースの豊田の先制点で幸先の良いスタートを切ったが、81分に柏の大津にゴールを割られ、1-1のドローに終わった。
これで勝点5の14位。ナビスコカップを含めた6戦でいまだ無失点試合はなしと、苦戦を強いられている。冒頭のフィッカデンティ監督の言葉のように、柏戦は終始、主導権を握ったものの、結局は勝ち切れず。それも終盤には守護神の林がPKを阻止しなければ、負けていた可能性が高かっただけに「まずは守備から」と、チームを作ってきたフィッカデンティ体制にはやや不安が募る。
この日、ビッグセーブでチームに勝点1をもたらした林も語る。
「全体的にはみんな粘ってくれたが、先制しているにも関わらず、カウンターを食らうシーンが多すぎた。もっとどっしりとゆっくり攻めても良いシーンはあっただろうし、ホームで勝たないと話にならない。まだまだ詰めなくてはいけないことが多い」
昨季に失われた堅守を取り戻そうと今季はスタートしたが、まだまだ道のりは険しそうだ。
加えて攻撃面でも不安材料は残る。その際たるものが“フィッカデンティ流”の代名詞と言える4-3-1-2で、トップ下を務める鎌田がチーム戦術に馴染めていない点だ。
前節(3月19日)の横浜戦後には「真ん中でプレーできていない。去年は中央から崩せていたけど、今年はサイドからの形が多いので、そこで自分の形を作っていくのが大切かなとは思います」ともどかしさを口にしていた。柏戦ではピッチの中央やや左を自らドリブルで持ち上がり、スルーパスで豊田の先制ゴールを演出するなど、まずまずの出来を見せたが、本人の表情は冴えない。
「今日は自分に上手くボールが入ったというよりは、守備が機能していたので、前向きでボールを持つことができたという感じです。このチームはまずは守備なので、自分も意識してやりました。ただ、今日も難しさはありました。サイドから僕のところにボールが入るシーンが全然なかった。そこは(前節とは)変わっていないと思います」