クラシコに全力を注げば3日後のCLに悪影響が。

バルセロナ対レアル・マドリーの予想布陣。(C)SOCCER DIGEST

マドリー戦の3日後にCLのアトレティコ戦(準々決勝)を控えるバルサ。L・エンリケ監督はどのような布陣でクラシコに臨むのか。(C)Getty Images
首位に立つバルセロナと3位のレアル・マドリー。30節を終えた時点での勝点差は10にまで開いた。今シーズンのリーガ・エスパニョーラを制すのは、バルサでまず間違いない。
いまのバルサが終盤戦で勝点を大幅に獲り逃し、9ポイント差で2位につけるアトレティコ・マドリーや3位のマドリーに逆転を許すとは、正直考えにくい。
サンチャゴ・ベルナベウ(マドリーのホームスタジアム)でのクラシコで4-0と大勝しているため、少なくともマドリーとの間には“11ポイント”の差が存在すると言っていいだろう。
しかし、4月2日に開催されるクラシコについては話は別だ。ホームのバルサが優位なのは間違いないが、彼らには不安要素もある。
バルサに潜む危険――。最大の懸念はスケジュールだ。バルサはクラシコの3日後(4月5日)に、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝のアトレティコ戦を控えている。リーガのタイトルをほぼ手中にしたいま、重要度ではCLが上。この点を、指揮官のルイス・エンリケがどう考慮するか。
クラシコに全力を注げば、3日後のゲームに悪影響が出ないとは言い切れない。選手がクラシコで受ける疲労は尋常ではない。そこには肉体面だけでなく、さまざまな重圧による精神面での疲れも加わってくる。中2日で完全に回復することは、おそらく不可能だろう。
ちなみにマドリーも翌週にCLを控えているが、水曜日開催とバルサより1日余裕があり、しかも相手は、明らかに格下のヴォルフスブルク。難敵アトレティコとの一戦を控えるバルサとは状況がまるで違う。
いまのバルサが終盤戦で勝点を大幅に獲り逃し、9ポイント差で2位につけるアトレティコ・マドリーや3位のマドリーに逆転を許すとは、正直考えにくい。
サンチャゴ・ベルナベウ(マドリーのホームスタジアム)でのクラシコで4-0と大勝しているため、少なくともマドリーとの間には“11ポイント”の差が存在すると言っていいだろう。
しかし、4月2日に開催されるクラシコについては話は別だ。ホームのバルサが優位なのは間違いないが、彼らには不安要素もある。
バルサに潜む危険――。最大の懸念はスケジュールだ。バルサはクラシコの3日後(4月5日)に、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝のアトレティコ戦を控えている。リーガのタイトルをほぼ手中にしたいま、重要度ではCLが上。この点を、指揮官のルイス・エンリケがどう考慮するか。
クラシコに全力を注げば、3日後のゲームに悪影響が出ないとは言い切れない。選手がクラシコで受ける疲労は尋常ではない。そこには肉体面だけでなく、さまざまな重圧による精神面での疲れも加わってくる。中2日で完全に回復することは、おそらく不可能だろう。
ちなみにマドリーも翌週にCLを控えているが、水曜日開催とバルサより1日余裕があり、しかも相手は、明らかに格下のヴォルフスブルク。難敵アトレティコとの一戦を控えるバルサとは状況がまるで違う。