同点弾で反撃の狼煙をあげた秋野は「6.5」。交代出場の山中、田中、武富も及第点。
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半は縦への意識が強すぎて選手間の連係がとれず。後半はペースを握り、一時は逆転するも終盤に失点しまい、勝負弱さを露呈した。
磐田 5.5
ジェイの先制弾後、相手にボールを握られて一変。自軍に釘づけにされる時間が長く、標榜する「アクションサッカー」も影を潜めた。失点して気落ちしてしまった反省を活かし、意地で同点に追いついたとはいえ、J1で戦うにはポゼッションを高めるのはマストだ。
【J1 PHOTOハイライト】柏 2-2 磐田
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
ロングキックはただ遠くに飛ばすだけで相手の懐へ。もっと明確な狙いが欲しかった。また、ハイボールの処理に戸惑い、焦るシーンも見られた。
DF
4 中谷進之介 6
ジェイやアダイウトンにも怯まずに、身体を強くぶつけて対抗。勝利への気持ちを前面に出したプレーでチームに活力を与えた。
5 増嶋竜也 5
CKからの失点にとどまらず、流れのなかでもジェイとの競り合いに苦戦。マークの受け渡しが曖昧でフリーでボールを持たせていた。
14 伊東純也 6
アダイウトンにスピードでは劣らず、ある程度抑えられていた。攻撃では裏を突いたり、ドリブルで中央に切り込んでいったりと多彩な動きで磐田の守備陣を翻弄した。
22 輪湖直樹 5.5(HT OUT)
徐々に良くなってきた大津とのコンビネーションで度々サイドを攻略し、クロスで攻撃に貢献。一方、些細なトラップミスでボールロストも散見した。
MF
7 大谷秀和 6
この日もバランサーとして君臨。特に攻め上がった伊東の裏のスペースを消し、ピンチを未然に防いだ。しかし、前線に当てるロングパスが雑だったことは改善すべき点だ。
8 茨田陽生 5(64分OUT)
裏への抜け出しは、前半に1本のみ。ビルドアップにも絡めず存在感が薄かった。相手の脅威になれないまま、64分にピッチを後にした。
10 大津祐樹 6
前半から、中盤の底まで下りてくるなど積極的にボールを引き出し、ビルドアップに絡んだ。出足の早い寄せに苦戦しつつも、ドリブル突破で守備網を破り、田中のゴールをアシストした。
17 秋野央樹 6.5
ボランチの前、トップ下の後ろという絶妙なポジションで、相手のプレスを掻い潜りながら冷静なパスワークを披露。チームに落ち着きをもたらした。ゲームを振り出しに戻す渾身のヘッド弾で勝点の獲得に貢献した。
18 エデルソン 5.5(HT OUT)
右サイドながら、逆サイドや中央にも顔を出し、ボールを受けてはパスを散らし攻撃のリズムを作った。ただ、ゴールへ向かう迫力を欠き、不完全燃焼のまま前半で交代。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6
身体を張ったポストワークで攻撃の基準点となった。アジリティの高いドリブルでファウルを誘い、得点につながるFKを獲得した点も評価できる。
交代出場
MF
6 山中亮輔 6(HT IN)
後半開始から輪湖に代わり、左SBで出場。果敢な仕掛けで左サイドから相手を押し込んだ。ボールを持てば歓声が上がり、可能性を感じさせるプレーを見せた。
FW
9 田中順也 6(HT IN)
大津からのクロスを胸で落とすと、右足を振り抜き追加点。決勝弾とはならなかったものの、コンディションは上がってきた模様だ。
MF
15 武富孝介 6(64分IN)
柏ペースのなか茨田に代わり投入されると、精力的な動きで攻撃を活性化させた。67分のポストに阻まれたシュートは決めたかった。
監督
ミルトン・メンデス 5.5
1点ビハインドの状況を受け、後半は早めの交代策で流れを引き寄せたが、結果としては勝星を得られず。試合後の記者会見で電撃辞任を表明した。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
柏 5.5
前半は縦への意識が強すぎて選手間の連係がとれず。後半はペースを握り、一時は逆転するも終盤に失点しまい、勝負弱さを露呈した。
磐田 5.5
ジェイの先制弾後、相手にボールを握られて一変。自軍に釘づけにされる時間が長く、標榜する「アクションサッカー」も影を潜めた。失点して気落ちしてしまった反省を活かし、意地で同点に追いついたとはいえ、J1で戦うにはポゼッションを高めるのはマストだ。
【J1 PHOTOハイライト】柏 2-2 磐田
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
ロングキックはただ遠くに飛ばすだけで相手の懐へ。もっと明確な狙いが欲しかった。また、ハイボールの処理に戸惑い、焦るシーンも見られた。
DF
4 中谷進之介 6
ジェイやアダイウトンにも怯まずに、身体を強くぶつけて対抗。勝利への気持ちを前面に出したプレーでチームに活力を与えた。
5 増嶋竜也 5
CKからの失点にとどまらず、流れのなかでもジェイとの競り合いに苦戦。マークの受け渡しが曖昧でフリーでボールを持たせていた。
14 伊東純也 6
アダイウトンにスピードでは劣らず、ある程度抑えられていた。攻撃では裏を突いたり、ドリブルで中央に切り込んでいったりと多彩な動きで磐田の守備陣を翻弄した。
22 輪湖直樹 5.5(HT OUT)
徐々に良くなってきた大津とのコンビネーションで度々サイドを攻略し、クロスで攻撃に貢献。一方、些細なトラップミスでボールロストも散見した。
MF
7 大谷秀和 6
この日もバランサーとして君臨。特に攻め上がった伊東の裏のスペースを消し、ピンチを未然に防いだ。しかし、前線に当てるロングパスが雑だったことは改善すべき点だ。
8 茨田陽生 5(64分OUT)
裏への抜け出しは、前半に1本のみ。ビルドアップにも絡めず存在感が薄かった。相手の脅威になれないまま、64分にピッチを後にした。
10 大津祐樹 6
前半から、中盤の底まで下りてくるなど積極的にボールを引き出し、ビルドアップに絡んだ。出足の早い寄せに苦戦しつつも、ドリブル突破で守備網を破り、田中のゴールをアシストした。
17 秋野央樹 6.5
ボランチの前、トップ下の後ろという絶妙なポジションで、相手のプレスを掻い潜りながら冷静なパスワークを披露。チームに落ち着きをもたらした。ゲームを振り出しに戻す渾身のヘッド弾で勝点の獲得に貢献した。
18 エデルソン 5.5(HT OUT)
右サイドながら、逆サイドや中央にも顔を出し、ボールを受けてはパスを散らし攻撃のリズムを作った。ただ、ゴールへ向かう迫力を欠き、不完全燃焼のまま前半で交代。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 6
身体を張ったポストワークで攻撃の基準点となった。アジリティの高いドリブルでファウルを誘い、得点につながるFKを獲得した点も評価できる。
交代出場
MF
6 山中亮輔 6(HT IN)
後半開始から輪湖に代わり、左SBで出場。果敢な仕掛けで左サイドから相手を押し込んだ。ボールを持てば歓声が上がり、可能性を感じさせるプレーを見せた。
FW
9 田中順也 6(HT IN)
大津からのクロスを胸で落とすと、右足を振り抜き追加点。決勝弾とはならなかったものの、コンディションは上がってきた模様だ。
MF
15 武富孝介 6(64分IN)
柏ペースのなか茨田に代わり投入されると、精力的な動きで攻撃を活性化させた。67分のポストに阻まれたシュートは決めたかった。
監督
ミルトン・メンデス 5.5
1点ビハインドの状況を受け、後半は早めの交代策で流れを引き寄せたが、結果としては勝星を得られず。試合後の記者会見で電撃辞任を表明した。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。