【チーム採点・寸評】
鹿島　６
決定的なシーンを作られたのは、アディショナルタイムの１度だけ。それまで全員が高い集中力で守備に当たっていた。序盤にボールが落ち着かなかったことや、ゴールが金崎による１点だけと、課題は残すが、それでも勝点３を奪うのは力のある証拠。
 
鳥栖　5.5
序盤はペースを握りかけたが、シュートまで行かせてもらえず。相手に流れを渡した。守備面では良く踏ん張ったが、奪ってからは警戒されていた豊田に良いボールが入らず。鎌田も消える時間が長かった。

【J1 PHOTO ハイライト】鹿島 １-０ 鳥栖

【鹿島｜採点・寸評】
GK
21　曽ケ端準　６
最終ラインの裏に出されたボールへのカバーリングのタイミングは完璧。シュートストップの機会は少なかったが、未然にピンチを防いだ。
 
DF
22　西　大伍　６
リードしてからは機を見て前線へ参加。攻撃に厚みをもたらした。守備でもセカンドボールへの意識が高かった。
 
23　植田直通　６
高さのある豊田を相手に、真っ向勝負。競り負けるシーンもあったが、起点は作らせなかった。インターセプトも効果的。
 
３　昌子 源　６
若い植田を鼓舞しながら、自らのプレーもそつなくこなした。自陣ゴール前で慌てることなく、相手に対応できた。
 
16　山本脩斗　６
金崎の決勝ゴールを正確なヘディングの折り返しでアシスト。守備でも高い集中力を保ち、２試合連続での１-０勝利に貢献。
 
MF
40　小笠原満男　6.5
ボールを持った時にミスはあったが、ピンチの芽を摘む動きは特筆もの。90分間を通して、鳥栖の決定機はたった１回。その立役者だ。
 
10　柴崎 岳　６
序盤はボランチ、終盤は２列目でプレー。浮き球パス、ミドルシュート、ドリブルと多彩な引き出しで、鳥栖守備陣を崩そうとした。
 
25　遠藤 康　６
攻撃に変化をもたらすドリブルは効果的で、金崎、西と絡み右サイドから攻撃のスイッチが入った。
 
13　中村充孝　６（70分OUT）
決定機に多く絡むなど、２列目の選手として仕事を果たす。遠藤から浮き球を受け、抜け出した場面は決めたかった。
 
FW
33　金崎　夢生　6.5（86分OUT）
山本からの折り返しを予測し、相手より一歩早い動き出しで、決勝ゴールにつなげた。本調子ではなかったが、エースの仕事。
 
18　赤崎　秀平　６（60分OUT）
果敢なミドルを放つなど、ゴールへの執着心を見せた。守備では、相手の１ボランチをケア。自由にパスを出させなかった。
 
交代出場
FW
７　カイオ　5.5（60分IN）
赤崎に代わり、FWとして途中出場。金崎からパスを受けた場面で、ゴール上にふかすなど、全体的に細かいミスが目立った。
 
MF
６　永木亮太　６（70分IN）
肉離れで出遅れていたが、リーグ２試合目にして、鹿島移籍後、初出場。スムーズに入り、試合を締めた。
 
FW
34　鈴木優磨　－（86分IN）
前節のG大阪戦で決勝ゴールを決めて迎えたホーム開幕戦。大歓声でピッチに迎え入れられ、短い時間で動き回った。
 
 
監督
石井正忠　６
豊田への警戒や、１ボランチへのケアなど、試合前から丹念に指示を送り勝利に導いた。

※新着記事や日程＆結果などが一覧できるクラブ別ページがオープン！　ブックマーク（ホーム画面登録）お願いします！
鹿島はこちら→ http://www.soccerdigestweb.com/tag_list/tag_search=1&tag_id=139

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。