開幕直前で怪我人が続出。暗雲漂うリーグ序盤戦。
【プレシーズンを通じての収穫と課題は】
FC東京は、いきなり窮地に立たされている。開幕直前で怪我人が続出。悲願のリーグ制覇に暗雲が漂い始めた。
2次キャンプ初日に、明治大から新加入の室屋が左第五中足骨を骨折し、全治3か月の診断を受けた。そして駒野がACL初戦の全北戦で右ふくらはぎを負傷。ハ・デソンも前日練習で右ふくらはぎを痛め、ともに開幕から数試合は、出場を回避する見込みとなった。
プレシーズン期間中は、新たに指揮を執る城福新監督も手応えを口にするほど、順調な歩みを見せてきた。チーム始動から並行して4-4-2と4-3-3を実戦でテスト。コミュニケーションを活発化させ、それぞれのシステムをブラッシュアップさせることにも成功していた。
指揮官は「チームの最大値を探りたい」と言い、それぞれの特性把握や、組み合わせを探ってきた。実戦では選手全員をフラットに起用。それまでの序列は崩れ、若手選手の突き上げも期待できる環境になっていた。城福監督が就任当初から語ってきた、「シーズンを戦いながら成長したい」というレールの上を順調に走っていたはずだった。
そうしたなかでの主力の相次ぐ負傷離脱は、指揮官の頭痛の種となっている。不測の事態に備え、MF橋本拳人を複数のポジションでテストするなど、ある程度の怪我人には対応できたはずだった。だが、チームの中心に据えていたハ・デソンと、オランダ1部のフィテッセへ移籍したDF太田の穴を埋めるはずだったSBの2選手を欠いたなかで迎えるJ1開幕。一筋縄にはいかない状況に追い込まれているのは確かだ。
だが、城福監督は弱音を吐いてはいない。
「怪我を言い訳にしていては、我々が目指すところには到達できない。強い意志を持って臨みたい」
まずは離脱者の穴を埋めるべく、代役を探すのか、それとも別のアプローチがあるのか。その双方を探っていかなければならない。この急場を凌げるかが、序盤の大きな課題となっている。
FC東京は、いきなり窮地に立たされている。開幕直前で怪我人が続出。悲願のリーグ制覇に暗雲が漂い始めた。
2次キャンプ初日に、明治大から新加入の室屋が左第五中足骨を骨折し、全治3か月の診断を受けた。そして駒野がACL初戦の全北戦で右ふくらはぎを負傷。ハ・デソンも前日練習で右ふくらはぎを痛め、ともに開幕から数試合は、出場を回避する見込みとなった。
プレシーズン期間中は、新たに指揮を執る城福新監督も手応えを口にするほど、順調な歩みを見せてきた。チーム始動から並行して4-4-2と4-3-3を実戦でテスト。コミュニケーションを活発化させ、それぞれのシステムをブラッシュアップさせることにも成功していた。
指揮官は「チームの最大値を探りたい」と言い、それぞれの特性把握や、組み合わせを探ってきた。実戦では選手全員をフラットに起用。それまでの序列は崩れ、若手選手の突き上げも期待できる環境になっていた。城福監督が就任当初から語ってきた、「シーズンを戦いながら成長したい」というレールの上を順調に走っていたはずだった。
そうしたなかでの主力の相次ぐ負傷離脱は、指揮官の頭痛の種となっている。不測の事態に備え、MF橋本拳人を複数のポジションでテストするなど、ある程度の怪我人には対応できたはずだった。だが、チームの中心に据えていたハ・デソンと、オランダ1部のフィテッセへ移籍したDF太田の穴を埋めるはずだったSBの2選手を欠いたなかで迎えるJ1開幕。一筋縄にはいかない状況に追い込まれているのは確かだ。
だが、城福監督は弱音を吐いてはいない。
「怪我を言い訳にしていては、我々が目指すところには到達できない。強い意志を持って臨みたい」
まずは離脱者の穴を埋めるべく、代役を探すのか、それとも別のアプローチがあるのか。その双方を探っていかなければならない。この急場を凌げるかが、序盤の大きな課題となっている。