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【指揮官コラム】カターレ富山監督 三浦泰年の『情熱地泰』|雪国の生活には想像力が必要だ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年02月25日

先の読めない天候も富山の魅力。

2次キャンプで指導する三浦監督。高知・春野では、天然芝グラウンドで伸び伸びと調整できたようだ。写真:カターレ富山

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 プレシーズンのトレーニングは、第3クールに突入している。
 
 第1クールは、1月18日のチーム始動日から2週間、地元・富山でのトレーニング。50メートル×60メートルの人工芝グラウンドがあるドームで汗を流した。
 
 第2クールは、高知・春野での2週間のキャンプ。全面天然芝のピッチで、選手ものびのびとトレーニングに打ち込んだ。
 
 そして高知キャンプを終えて富山に戻り、第3クールに入って1週間が経った。
 
 人工芝のドームと、本来のホーム練習場である草島グラウンド、北陸電力が管理する天然芝グラウンド2面を、その日の天候によって使い分けるスケジュールは非常に難しいが、この時期の富山では致し方なく、ある意味で工夫しながらそこにあるストレスと上手く付き合っていかなければならない。
 
 キャンプから戻り富山での第3クールは、雪も止んで青空をバックに立山連峰が映える気持ちの良い一日からスタートした。
 
 雪が少ない今シーズンではあるが、地元ではまだ分からないと「ネガティヴ」な表現をする人は少なくない。
 
 しかし日々、この変わりやすい自然(天候)と付き合うのも悪くはない。その日一日をより良く過ごすために、生活の中に工夫と周到な準備が必要な刺激のある富山での生活は正直、悪くはない。良い時間を過ごしている。
 
 携帯電話の天気予報を気にしながら、立山連峰の顔色を窺う。今日は曇り、雨、晴れ、寒いのか? 暖かいのか? 1日のなかでも頻繁に変わる天候。
 
 温泉風呂に入る前はどんより雲が掛かり、露天風呂ではシトシト雨が……。一転、身体も温まり駐車場へと向かう時には清々しい晴れた空。入る前の凍えそうな寒さとは打って変わってTシャツ1枚でも大丈夫なくらいの日差しが射す……。
 
 こんな先の読めない天候も富山の大きな魅力だ。
 
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