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【韓国メディアの視点】タレント不足のU-23韓国代表。オーバーエイジ候補には、ソン・フンミンやパク・チュホの名も

カテゴリ:連載・コラム

慎武宏

2016年02月24日

A代表のシュティーリケ監督が、「現実も直視しなければならない」と苦言。

U-23アジア選手権の決勝では、2点を先行しながら逆転負け。試合運びの拙さが目立った。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-23アジア選手権の決勝で日本に逆転負けを喫したものの、リオデジャネイロ五輪出場を決めた韓国。A代表のウリ・シュティーリケ監督もカタールまでおもむき、その快挙を見守ったが、若いメンバーたちのA代表昇格を期待する声には「時期尚早」と釘を刺す。
 
「五輪出場に関しては、おめでとうと言いたい。だが、彼らは現実も直視しなければならない。今回の選手たちの中で、それぞれの所属クラブで主力としてプレーする選手は少なく、多くの選手が確かなポジションを確立できないていないのだ」
 
 確かに今回のU-23韓国代表の面々は、それぞれの所属クラブで主軸として活躍する選手は少ない。例えば、今回の予選でブレイクしたファン・ヒチャン。南野拓実と同じザルツブルグに属するが、今季は2試合の出場のみだ。南野同様に決勝戦に出場せずオーストリアに戻ったが、左足ふくらはぎを負傷した。リハビリを終えて復帰したとしても定位置が確保されている状況ではないのだ。
 
 また、レバークーゼンでまったく出番に恵まれなかったMFリュ・スンウも、U-23アジア選手権後に出場機会を求めてブンデスリーガ2部のアルメニア・ビーレフェルトにレンタル移籍したが、2月23日時点で先発出場は1回のみ。交代出場が多い状況だ。
 
「レベルが高く競争が激しいヨーロッパだけに仕方ない」という意見もあるが、Kリーグ勢でも主力として活躍する選手は少ない。

 例えば日本戦でゴールを決めたチン・ソンウク。仁川ユナイテッドのユース出身で、2014年には26試合・6得点、昨季は27試合・4得点を挙げているが、仁川では主に“ジョーカー”として使われることが多い。そのほかの選手も交代出場などが多く、先発起用されてもフル出場するほどの選手はあまりいない。
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