元代表GKはテア・シュテーゲン支持
バイエルンのGKマヌエル・ノイアーの戦列復帰が目前に迫っている。昨年12月のスキー中に右足の脛骨と腓骨を骨折した37歳は、10月28日のダルムシュタット戦(ブンデスリーガ第9節)でピッチに立つ見込みだ。
代役を務めてきたスベン・ウルライヒは、「またベンチでマヌをサポートするよ。僕の役割は明確だ」とバックアッパーに戻ることを受け入れている。
一方で、はっきりしないのがドイツ代表での立場だ。自身の穴を埋めてきたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)から定位置を奪い返せるか。元西ドイツ代表GKのハラルト・シューマッハー氏が、『ビルトTV』で見解を述べている。
「ナーゲルスマン監督がバイエルンのGK(ノイアー)から腕章を外し、ギュンドアンをキャプテンに指名した。これはつまりテア・シュテーゲンがナンバー1になるということ。彼はうまくやっていると思うし、ナンバー1であり続ける権利を有しているのは間違いない」
【画像】練習中からオーラを放つノイアー
代役を務めてきたスベン・ウルライヒは、「またベンチでマヌをサポートするよ。僕の役割は明確だ」とバックアッパーに戻ることを受け入れている。
一方で、はっきりしないのがドイツ代表での立場だ。自身の穴を埋めてきたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)から定位置を奪い返せるか。元西ドイツ代表GKのハラルト・シューマッハー氏が、『ビルトTV』で見解を述べている。
「ナーゲルスマン監督がバイエルンのGK(ノイアー)から腕章を外し、ギュンドアンをキャプテンに指名した。これはつまりテア・シュテーゲンがナンバー1になるということ。彼はうまくやっていると思うし、ナンバー1であり続ける権利を有しているのは間違いない」
【画像】練習中からオーラを放つノイアー
また違った見方をするのは、ビルト紙のデニス・ブロスダ記者だ。約11か月に及ぶ離脱による影響が不安視されるなか、同記者は「ほぼ毎日ノイアーのトレーニングを見ている。(中略)彼はまた比類なきオーラを放っているよ」とノイアーをプッシュする。
さらに、前述のシューマッハー氏とも繋がりを持つ田口哲雄氏(元ケルンU-21GKコーチ)は「チャンピオンズリーグの準々決勝あたりで、ノイアーがふたたび格の違いを見せつけたとき、ナーゲルスマンがどんな反応を見せるか」とポイントを指摘。同氏はノイアー支持の理由をこう説明する。
「テア・シュテーゲンはバルセロナのスタイルに最適なGKなので高く評価されがちですが、シュートセーブに関してはレノ(フルアム)やトラップ(フランクフルト)を凌駕するレベルになく、ノイアーには及ばない。選手たちも一緒に練習する中で両者の違いに改めて気がつくでしょう。あくまでノイアーが100パーセントの状態に戻った前提です」
ドイツ代表の正GKはノイアーか、テア・シュテーゲンか。これまで何度も議論されてきた究極の二者択一。やはり決断を迫られたかつての代表監督、ユルゲン・クリンスマンは06年ワールドカップの際、それまでのナンバー1だったオリバー・カーンではなく、イェンス・レーマンを正GKに指名した。
はたしてナーゲルスマンはどんな結論を出すのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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さらに、前述のシューマッハー氏とも繋がりを持つ田口哲雄氏(元ケルンU-21GKコーチ)は「チャンピオンズリーグの準々決勝あたりで、ノイアーがふたたび格の違いを見せつけたとき、ナーゲルスマンがどんな反応を見せるか」とポイントを指摘。同氏はノイアー支持の理由をこう説明する。
「テア・シュテーゲンはバルセロナのスタイルに最適なGKなので高く評価されがちですが、シュートセーブに関してはレノ(フルアム)やトラップ(フランクフルト)を凌駕するレベルになく、ノイアーには及ばない。選手たちも一緒に練習する中で両者の違いに改めて気がつくでしょう。あくまでノイアーが100パーセントの状態に戻った前提です」
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