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【ゼロックス杯|採点&寸評】広島3-1G大阪|"らしいゴール"で先制点! チームを乗せた佐藤をMOMに

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年02月20日

広島――エース佐藤が先制点で存在感。"パトリックキラー"の佐々木も「6.5」に。

【警告】広島=佐々木(38分)、ウタカ(88分) G大阪=井手口(45+1分)、丹羽(55分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】佐藤寿人(広島)

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スタメン出場した佐藤(11番)は、後半立ち上がりのゴールでチームに勢いをもたらした。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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【チーム採点・寸評】
広島 6.5
相性の良いG大阪を相手に序盤からボールを支配し、熟練のゲームコントロールを披露。無理をせず、訪れたチャンスを着実に仕留めるあたりには王者の風格を感じさせた。

G大阪 5
後半途中まで宇佐美、パトリック、アデミウソンの「UPA」は不発。彼らの出来に引きずられるように、チームのパフォーマンスも低調だった。守備でも、広島の巧みなパス回しを遮断できず、“ボールの後追い”ばかりが続いた。
 
【ゼロックス杯】広島3-1G大阪|マッチレポート

【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 6
カウンターで1点を失ったが、GKにはノーチャンス。その後のG大阪の反撃を冷静にしのぎ、スリッピーなピッチのなかビルドアップも危なげなくこなした。
 
DF
5 千葉和彦 6
森﨑和とともに組み立ての起点に。守備では宇佐美に1点を決められたものの、クサビに対して鋭く反応して攻撃の芽を摘み取り、最少失点で切り抜けた。
 
19 佐々木翔 6.5
守備では“パトリックキラー”ぶりを発揮。ただ、それ以上に目を引いたのは攻撃参加への意欲で、オーバーラップや縦パスのトライなど、成長が窺えた。
 
33 塩谷 司 6.5
パトリックら屈強なFW陣との肉弾戦を制し、フィジカルの強さを改めてアピール。試合終盤には青山からキャプテンマークを託された。佐藤の先制点をアシストした高精度のパスも見逃せない。
 
MF
6 青山敏弘 6(83分OUT)
G大阪の早い寄せもあり、局面を打開するパスは限られた。一方、セカンドボールを拾ったり、ボールホルダーへプレッシャーをかけて攻撃を遅らせるなど、泥臭く戦った。
 
8 森﨑和幸 6
最終ラインで攻撃を組み立て、巧みなポジション取りとタックルでボールを奪取。キャンプでは故障もあったが、リーグ戦に向けて問題はなさそうだ。
 
14 ミキッチ 6
青山とのパス交換から果敢に右サイドで仕掛けて攻撃を活性化。決定的なチャンスには至らなかったが、動き自体は悪くなかった。宇佐美に簡単にボールを持たせなかった守備も好印象だ。
 
18 柏 好文 5.5
オ・ジェソクに行く手を阻まれ、昨季7割近い成功率を誇ったドリブルもこの日は不発。ミドルシュートなどで選択肢を増やしたが、決定機は作れなかった。
 
25 茶島雄介 6
絶え間なく上下動してギャップを突き、ボールを引き出していた。カウンター時のスピードもチームに勢いを与えたが、“怖さ”に欠けたのは今後の改善点だろう。
 
30 柴﨑晃誠 5.5(69分OUT)
左ウイングバックの柏との連動を封じられ、シャドーでブレイクした昨季の輝きは見られず。今後も厳しい対策が予測されるだけに、これを教訓にリーグ戦でアジャストしてきたい。
 
FW
11 佐藤寿人 6.5(53分OUT)
前半はG大阪の巧みなラインコントロールに手を焼き、ボックス内で勝負できず。しかし51分、ようやく訪れたファーストチャンスを確実に決めるあたりはさすがエース。チームを勝利に導いた。
 
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6 (53分IN)
投入直後にPKで10番初得点を記録し、“ジャガーポーズ”を披露。懸念されたアジア最終予選の疲れも感じさせず、自慢のスピードでカウンターを仕掛けるなど、気持ち良くシーズンをスタートさせた。
 
FW
9 ピーター・ウタカ 6(69分IN)
73分、ゴール前のこぼれ球に迷わず右足を振り抜き、試合を決定付ける3点目。柔軟性があり、広島のシャドーにも対応できる可能性を感じさせた。
 
MF
28 丸谷拓也 ―(83分IN)
ウイングバック裏のスペースをカバーしつつ、全体のバランスを取る。失点せずに試合を終えたという意味では“任務完了”と言っていいだろう。
 
 
監督
森保 一 6.5
自分たちのスタイルを崩さない“不動”の采配は今季も健在。最初の公式戦でしっかり勝利を収め、幸先よくひとつ目のタイトルを手にした。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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