ミラン番記者の現地発・本田圭佑「活躍とは裏腹に、ミハイロビッチとの関係は冷めきったまま。“舌戦”はこれからも……」

カテゴリ:連載・コラム

マルコ・パソット

2016年02月03日

2人が大親友になることはまずないだろう。

ベンチスタートが続き、出番があっても試合終盤だけだった9月下旬から12月中旬の間に、例の問題発言も影響して本田とミハイロビッチの溝が深まった。(C)Getty Images

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 本田圭佑とシニシャ・ミハイロビッチ――。腹の底でお互いをどう思っているのか、実際に確認することは至極困難だ。
 
 しかし、2人が大親友になることはまずないだろう。そうなるには二人はあまりにも違いすぎる。いや正反対と言ってもいい。正反対であるがゆえに互いに惹かれあうというケースも時にはあるが、この2人の場合は違うようだ。
 
 ミハイロビッチは皮肉の効いたジョークが好きで、挑発的で、最適なタイミングで効果的な言葉を吐き、巧みに人の気持ちを煽るのを得意としている。一方の本田は頑ななほど内向的。いつも内なる集中を模索し、物事を現実的に考える。また、前者は運命論者で、後者は慎重かつ冷静。とにかく2人はタイプが大きく違うのだ。
 
 ただ、どちらも常にミランのためを考えて行動することだけは、唯一共通している。同じ目標を目指していても、アプローチ方法がまるで違うため、相手に好意を寄せることはないとしても、互いにリスペクトはしている。少なくとも彼らの言葉を借りれば、そうなる。
 
 ミハイロビッチは本田の自己犠牲の精神を評価しているし、仕事に対する真摯な態度も高く買っている。彼の言葉を借りれば、本田は「やれと言われたことは、必ずやる選手」、つまり“忠実な兵隊”なのだそうだ。
 
 一方の本田は、ミハイロビッチの率直さ、そして何かあったときは全て自分が責めを負うという責任感の強さを評価している。
 
 それでもやはり、2人の相性は良くはない。とくに本田が11試合連続でベンチスタートという屈辱を味わい(9月下旬から12月中旬)、そしてそれに対して本田が「なぜ俺を使わないのか?」と疑問を投げかけて以降は、2人の間の溝はより深まった。

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