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上手さと強さの融合。拓殖大MF日野翔太は“鳥栖仕様”に挑む過程でさらなる進化を遂げるか

カテゴリ:大学

安藤隆人

2023年06月09日

「大変ですが楽しさもあります」

拓殖大で攻撃のタクトを振る日野。確かな技術とビジョンで攻撃のリズムをもたらすトップ下だ。写真:安藤隆人

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 2025年のサガン鳥栖内定が決まっている拓殖大MF日野翔太は、一言で言うとエレガントな選手だ。

 常に顔が上がっていて、相手の激しいプレスや数人に囲まれても、落ち着いてボールを受けて、ファーストタッチをしっかりと意図した場所に置いて、そこからしなやかな反転、アウトサイドとインフロントを駆使した正確なパス、そして時間を作り出すなど、トップ下の位置から攻撃のリズムをもたらす。

「トップ下というポジションはアシスト、ゴールに絡まないといけない。今年は目標を決めずに、点を取るため、アシストをするためには何をすべきかを深く考えていきたいと思っているので、もっと自分を分析したいと思っています」

 日野がそう考えるのには理由がある。それは鳥栖に合流した2週間が大きく影響していた。

「攻撃の面では身体の向きやポジショニング、守備はボールに行くというところをトレーニングで言われて来ました」

 鳥栖と言えば、縦へのハードワークを大事にし、前線からの猛プレスでボールを追い込み、マイボールにしてから素早く攻め切るスタイルだ。特にボールを奪い切るところと、クサビや縦パスに対して前を向く部分は細部に渡って強調される。
 
 日野はボールを持ってから輝くタイプだったが、当然、鳥栖の一員となる以上、それだけを求められるわけではない。自ら奪う、前のプレスの角度と後ろの陣形をしっかりと把握して、仲間のために追い込む。

 そしてターンも足もとだけではなく、スペースに入ってから直線的に仕掛けたり、スペースに直線的に落ちてからフリックなどで味方の前へのスピードを加速させるプレーをしたりしないといけない。

 つまり、リズムメイクだけではなく、ファストブレイクもしないといけない。前へのスピード、強度はこれから身につけていかなければいけない部分だ。

「鳥栖では、1対1でボールを奪う力はポゼッションゲームの中でもかなり要求されるので、そこはかなり意識するようになりました。ポジショニングも自分が前を向くだけではなく、次に出す選手に前を向かせることも意識しないといけません。これまでよりも工夫が求められるので、大変ですが楽しさもあります」
 
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