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本田の移籍先候補に挙げられるウェストハム 熱狂的ファンの英国人記者が語る“West Ham Way”とは?

カテゴリ:ワールド

スティーブ・マッケンジー

2015年11月10日

指揮官はロックバンドでロンドン進出を目論んだクロアチア人監督。

現在プレミアリーグで6位と健闘を見せるウェストハム。大物食いをする一方で、中堅クラブに足下をすくわれる脇の甘さも熱狂的なファンには“らしさ”と映るようだ。(C) Getty Images

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 プレミアリーグは12節まで終了したが、ウェストハムは首位のマンチェスター・シティに5ポイント差の6位と上々のスタートを切った。アーセナル、シティ、リバプール、チェルシーといった強豪クラブを次々と撃破したのだから、ウェストハムファンの私としても誇らしい。
 
 しかしながら、ボーンマスやワトフォード、レスター・シティといった勝利が期待されたチーム相手には、すべて星を落としている。私はこれを“West Ham Way”と呼んでいる。一部の人々は、面白くて魅力的なフットボールを“West Ham Way”と呼ぶが、それは私がウェストハムと聞いて連想するものではない。
 
 私が連想するのは、期待させておいて、逆に失望させる様だ。ウェストハム賛歌のバブルスには「私の夢のように、儚く消えていく」という歌詞があるのだが、まさにその通りである。
 
 ウェストハムは過去にパオロ・ディ・カーニオやジョー・コール(現アストン・ビラ)、オールドファンに向けて言えばアラン・デヴォンシャーといった魅力的な選手を輩出してきた。そして今、その系譜はフランス代表MFのディミトリ・ペイェに受け継がれようとしている。
 
 その手綱を握っているのが現在監督を務めるスラベン・ビリッチだ。彼は非常に感情表現豊かで、これまでのバックグラウンドにも事欠かない。例えば、ビリッチが音楽、特にプログメタル(ロックミュージックのジャンルのひとつ)に目がないことをご存じだろうか。
 
 数年前、彼はハイドゥク・スプリト時代の仲間と結成したロックバンド『Rawbau』の一員で、2008年のユーロ本大会に向けたクロアチア代表の応援ソング(プロモーションビデオにはビリッチ本人がギタリストとして出演)までリリースしているのだ。
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