G大阪――3ボランチを採用し、広島の攻撃を封じるか。
J1リーグ2ndステージ・16節
ガンバ大阪 - サンフレッチェ広島
11月7日(土)/14:00/万博記念競技場
ガンバ大阪
2ndステージ成績(15節終了時):4位 勝点28 8勝4分3敗 28得点・22失点
年間成績(32試合終了時):3位 勝点60 17勝9分6敗 52得点・35失点
【最新チーム事情】
●ナビスコカップ決勝では鹿島に0-3と完敗。
●長谷川監督は広島のドウグラス、柴崎の2シャドーを警戒。
●3バックの広島に対して、3ボランチの布陣を採用か。
●11月5日に代表メンバーが発表され、FW宇佐美、DF藤春、GK東口の3人が選出。
【担当記者の視点】
ナビスコカップ決勝で鹿島に0-3と惨敗した精神的ダメージは大きいものの、長谷川監督は手綱をすぐさま引き締めてチームの士気を高めた。結果次第では広島のステージ優勝が決まるだけに、選手たちは“胴上げ阻止”に燃えている。チームとしても年間3位につけており、CS出場に向けてモチベーションは高い。
3バックの広島に対して、今回も3ボランチシステムを採用する見込み。宇佐美とパトリックの2トップを最前線に据え、遠藤をトップ下に置く形となりそうだ。もっとも、3ボランチを採用した第2ステージ13節の川崎戦では5失点を喫しており、守備が上手くハマらなければ大量失点もあり得る。川崎戦の教訓を活かして、広島の攻撃を封じたい。
得点ランク2位(19ゴール)に立つ宇佐美は、3点差でトップの大久保に迫っており、ライバルが出場停止の今節で差を詰めたい。公式戦8戦不発とスランプ気味ながら、1週間の休養を経てコンディションも徐々に戻って来た。エースの一撃でチームを勢いづけたい。