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【FC東京】「ない、ない」尽くしの完敗。「FC東京は“そういうサッカー”をしてきていない」(東)

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2015年10月24日

浦和のフィールドに引っ張り出されて…。

終盤の猛攻で2点を返したFC東京だが、結果は3-4の敗戦。打ち合いは得意とするスタイルではない。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 浦和とのホームゲーム、ここで勝てればチャンピオンシップ出場に大きく近づく大一番で、FC東京は自分たちの持ち味も、結果も出せなかった。

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 立ち上がりから浦和のパスワークに付いていけず、27分までに早々と3失点。今季は堅守で鳴らしたFC東京がその強みを活かせないまま、後半にも1失点とらしくない戦いぶりに終始した。
 
「なんとか踏ん張りたかったけど、ダメだった。4点も取られてしまっては……。FC東京はそういうサッカーをしてきていないので」(東)
 
 東が言うように、しぶとく守って少ないチャンスをモノにするのが今季のFC東京のサッカーなのだ。だから、リスクを負ってまでオフェンスに比重をかけ、打ち合う戦い方は得意としていない。違う言い方をすれば、この日は攻撃サッカーを標榜する浦和のフィールドに引っ張り出されてしまったということだ。
 
 不本意な戦い方でも結果が出れば良かったが、最終盤の猛攻も空しく3-4で敗戦。まさに「ない、ない」尽くしの戦いぶりで、リーグ2連敗とFC東京は最悪の状況を迎えてしまった。
 
 試合翌日(10月25日)の仙台戦でG大阪が勝てば、FC東京は年間3位から同4位に転落してしまう。そうなると、チャンピオンシップへの道が険しくなるわけだが、いずれにしても──。FC東京が勝負弱さという悪癖を払拭できなかった失望は大きい。
 
 振り返れば、第1ステージも勝負どころで躓いた。
 
 9節の川崎戦で劇的な逆転勝利を飾り、続く10節で仙台に競り勝ち、ステージ制覇の芽が膨らんだ。しかし11節の鹿島戦──4万人以上の観衆が詰めかけた一戦で完封負けを喫すると、12節の浦和戦、13節の名古屋戦を立て続けに落とし、5位にまで転落したのだ。
 
 最終的に2位まで再浮上したものの、ステージ制覇を逃がした原因は、11節からの3連敗にあった。
 
 勝負どころでの連敗は、第1ステージの悪夢の再現である。やってはいけないミスを一度までも、二度も犯してしまうということは、単に力がないだけなのかもしれない。太田も言う。
 
「広島のほうがやりにくかったけど、浦和の決め切る力はすごいなと。改めて自分たちの力不足を感じました」
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