• トップ
  • ニュース一覧
  • ゴールに絡むも…なぜ久保建英はセルタ戦で輝けなかったのか?ソシエダ番記者が指摘。「タケが愛される所以」と評した“行動”とは――【現地発】

ゴールに絡むも…なぜ久保建英はセルタ戦で輝けなかったのか?ソシエダ番記者が指摘。「タケが愛される所以」と評した“行動”とは――【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2022年10月19日

タケは決して諦めない。何度も何度もトライする

セルタ戦では75分までプレーした久保。(C)Getty Images

画像を見る

 上昇気流を掴んだチームは勝ち運に乗ることがある。公式戦の連勝を7に伸ばしたレアル・ソシエダはまさにその状況にある。

 開幕以来、主力に負傷者が続出しているチームは、攻撃面において本来の輝きを失っている。ソシエダは個の力も強いチームだ。しかし現在の快進撃を支えているのは組織力であり、難しい試合を勝ち抜く中で、チームとしての成熟度が高まっていることの証である。

 セルタ戦後、バライードスのミックスゾーンで、イマノル・アルグアシル監督は私にこう語った。

「誠実に、謙虚にならなければいけない。3日おきに試合が組まれている中で、常に見栄えのいいサッカーを見せることはできない。我々ができることは努力を続けることだ。まだ何も成し遂げたわけではないんだ。ここ数試合、幸いにも白星を積み重ねることができているが、同じようなプレーをしても負けることはある。実際、これまでもそのような試合はあった。重要なのは、浮かれることなく、地に足を着けて戦うことだ。次のマジョルカ戦も非常に難しい試合になるという覚悟を持って臨まなければならない」

【動画】久保も絡んだパスワーク→主将イジャラメンディが決めた左足ミドル弾

 私がこのアルグアシル監督の言葉を引用したのは、タケ・クボ(久保建英)のセルタ戦でのパフォーマンスを分析する際にも、同様のフィルターを通して行う必要があると考えるからだ。開幕から2か月余りが経過し、タケが監督の構想において不可欠な選手であることはもはや疑いようのない事実だ。しかしどんな選手にも限界がある。もちろん開幕以来、エネルギッシュなプレーを見せてきたタケも例外ではない。

 途中出場で30分余りプレーしたシェリフ戦から中2日での試合だった。ポジションはアレクサンデル・セルロトとともに2トップの一角で出場。左サイドを主戦場にプレーするのも定番となりつつあるが、しかしこれまでの試合と比べて、輝きを放つことはできなかった。

 弊害となったのが、味方がロングボールを多用したことだ。タケは動き出しの速さで勝負するタイプのアタッカーだ。オープンスペースにロングパスを送られ、相手DFと体格とパワーで勝負させられる状況を強いられると劣勢は免れない。

 しかし、タケは決して諦めない。何度も何度もトライする。たとえ物事がうまくいかなくても、コンプレックスを抱くことがない。彼のモットーは明快だ。勝者とは、決して倒れない者ではない。常に立ち上がる者なのだ。
 

【関連記事】
「ヒゲフサになってるやん」「髭伸ばしてる!」久保建英のワイルドな“変貌”にファン注目!
古巣マジョルカのアギーレ監督、ソシエダ戦を前に“冷遇した”久保建英について言及!「彼には自由が必要」「居場所を見つけるのを願う」
「クソ笑った」「おもろすぎだろ」久保同僚GK、“ラストプレー”でまさかの豪快空振りにファン笑撃!
「際立っているのは日本だ」“カタール一番乗り”の森保Jを対戦国スペインのメディアが警戒!久保以外に名前を挙げた5人は?「死の組を生み出そうと…」
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希とバカンスを楽しむ様子が反響

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ