ネイマールをキャプテンに据え、さらに最終ラインを刷新。
準決勝でドイツに歴史的大敗を喫した昨年の自国開催ワールドカップ終了後、闘将ドゥンガが4年ぶりに監督復帰。ブラジルは出直しを図っている。
手始めにドゥンガは、若くてヤンチャなネイマールを主将に指名して暗いムードを振り払う一方で、ワールドカップで「チームリーダー失格」の烙印を押されたCBチアゴ・シウバからキャプテンマークと定位置を剥奪した。
基本システムはルイス・フェリペ・スコラーリ前監督時代と同じ4-2-3-1だが、顔ぶれには小さくない変化がある。とりわけ最終ラインは、前政権下でほぼ構想外だったCBミランダをディフェンスリーダーに指名し、SBも守備を重視して1年前のワールドカップで選外だったダニーロ(右)とフィリペ・ルイス(左)を重用している。
攻撃はワールドカップ当時と同じくハイプレスからのショートカウンターが最大の武器。さらに、後方からのロングボール、中盤でポゼッションして相手を崩し切る形など、オプションにも磨きを掛ける。
エースはもちろんネイマール。さらにここ1年でウィリアンが主力に成長し、残るポジションをドグラス・コスタ、オスカール、ルーカス、ロベルト・フィルミーノ、フィリッペ・コウチーニョ、フッキ、カカ、ルーカス・リマらが争う。
ドゥンガ就任後の強化試合は10連勝し、ワールドカップ準決勝の「1-7ショック」から立ち直りつつあった。しかし、コパ・アメリカは準々決勝でパラグアイにPK戦の末に敗戦。しかも、その前のグループリーグ・コロンビア戦後では、ネイマールが悪態によって4試合の出場停止処分(W杯南米予選の最初の2試合まで適応)を食らうなど、後味が悪かった。
手始めにドゥンガは、若くてヤンチャなネイマールを主将に指名して暗いムードを振り払う一方で、ワールドカップで「チームリーダー失格」の烙印を押されたCBチアゴ・シウバからキャプテンマークと定位置を剥奪した。
基本システムはルイス・フェリペ・スコラーリ前監督時代と同じ4-2-3-1だが、顔ぶれには小さくない変化がある。とりわけ最終ラインは、前政権下でほぼ構想外だったCBミランダをディフェンスリーダーに指名し、SBも守備を重視して1年前のワールドカップで選外だったダニーロ(右)とフィリペ・ルイス(左)を重用している。
攻撃はワールドカップ当時と同じくハイプレスからのショートカウンターが最大の武器。さらに、後方からのロングボール、中盤でポゼッションして相手を崩し切る形など、オプションにも磨きを掛ける。
エースはもちろんネイマール。さらにここ1年でウィリアンが主力に成長し、残るポジションをドグラス・コスタ、オスカール、ルーカス、ロベルト・フィルミーノ、フィリッペ・コウチーニョ、フッキ、カカ、ルーカス・リマらが争う。
ドゥンガ就任後の強化試合は10連勝し、ワールドカップ準決勝の「1-7ショック」から立ち直りつつあった。しかし、コパ・アメリカは準々決勝でパラグアイにPK戦の末に敗戦。しかも、その前のグループリーグ・コロンビア戦後では、ネイマールが悪態によって4試合の出場停止処分(W杯南米予選の最初の2試合まで適応)を食らうなど、後味が悪かった。