終盤までウォームアップすらしていなかった
ウェストハムが作成したブライトン戦のマッチデープログラムには、先週のニューカッスル戦で鮮烈なデビューを果たしたカオル・ミトマ(三苫薫)が紹介されていた。15分間でインパクトを残した日本人アタッカーが何者であるかと。
だが、そのウェストハム戦で、ミトマは2分ほどしか出場時間を与えられなかった。
ブライトンは前半で1-0とリードしたため、グラハム・ポッター監督が大きな修正を加える必要は全くなかった。ミトマのような打開力の優れた選手がベンチにいる場合、むしろチームが劣勢な場合のほうが起用される可能性は高い。
後半も、66分に1点を追加したブライトンは快適に試合を進めており、ミトマを使う必然性はなかった。実際、彼は終盤までウォームアップすらしていなかった。
ただ、ライバルのレアンドロ・トロサールは、美しいフィニッシュで2点目を奪ったものの、それまではあまりチームに貢献できていなかった。シーズンが進むにつれて、ミトマにもっと出場機会が与えられるのは間違いない。
【動画】「うっま」「あれ抜けるのか…」三笘がイングランド代表DFをぶち抜いた衝撃シーン
だが、そのウェストハム戦で、ミトマは2分ほどしか出場時間を与えられなかった。
ブライトンは前半で1-0とリードしたため、グラハム・ポッター監督が大きな修正を加える必要は全くなかった。ミトマのような打開力の優れた選手がベンチにいる場合、むしろチームが劣勢な場合のほうが起用される可能性は高い。
後半も、66分に1点を追加したブライトンは快適に試合を進めており、ミトマを使う必然性はなかった。実際、彼は終盤までウォームアップすらしていなかった。
ただ、ライバルのレアンドロ・トロサールは、美しいフィニッシュで2点目を奪ったものの、それまではあまりチームに貢献できていなかった。シーズンが進むにつれて、ミトマにもっと出場機会が与えられるのは間違いない。
【動画】「うっま」「あれ抜けるのか…」三笘がイングランド代表DFをぶち抜いた衝撃シーン
そう考えると、2-0となった時点で、なぜもっとミトマを投入しなかったのかと思ってしまう。この試合だけを考えれば、攻撃的なアタッカーを使う必要はないかもしれないが、彼を少しでも早くプレミアリーグの水に慣らさせる必要がある。ポッター監督には彼の考えあるのだろうが、チームにとっても選手にとっても、そのチャンスを逃してしまった。
トロサールのパフォーマンスは、得点以外は褒められたものはなかった。だからこそ、ミトマにはできるだけ早く経験を積ませるべきだ。
また、ブライトンは、63分にビジャレアルから加入したばかりのエクアドル代表DFペルビス・エストゥピナンを投入した。左サイドバックが本職である彼が、攻撃面でどこまでやれるか。トロサールやミトマのポジション争いは興味深い。
いずれにしても、ミトマがプレミアリーグでスタメンに名を連ねる機会は、それほど遠くないと私は考えている。
取材・文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
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トロサールのパフォーマンスは、得点以外は褒められたものはなかった。だからこそ、ミトマにはできるだけ早く経験を積ませるべきだ。
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いずれにしても、ミトマがプレミアリーグでスタメンに名を連ねる機会は、それほど遠くないと私は考えている。
取材・文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
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