川崎の新人、永長鷹虎がU-19日本代表合宿で、持ち前の創造性豊かなプレーを発揮
明るくてノリが良い。ある意味、関西人らしい男なのだが、初招集ながらゴールを決めた昨年8月の世代別代表合宿では仲間に対して遠慮があった。「初めての代表活動では結構、自分がお客さんになっていて……」。周りから見れば決して控え目に振る舞っているようには見えなかったのだが、緊張があったのだろう。
3度目の代表合宿で同じ轍を踏むわけにはいかない。与えられた出場時間は45分。今季から川崎フロンターレに入団した永長鷹虎は持ち前のテクニックとスピードに加え、創造性豊かなプレーで存在感を発揮した。
3度目の代表合宿で同じ轍を踏むわけにはいかない。与えられた出場時間は45分。今季から川崎フロンターレに入団した永長鷹虎は持ち前のテクニックとスピードに加え、創造性豊かなプレーで存在感を発揮した。
3月2日に行なわれた桐蔭横浜大とのトレーニングマッチ(45分×2/5○1)。今回が立ち上げ合宿となったU-19日本代表にとって、この試合が活動の総仕上げとなる一戦だ。4-4-2の布陣で臨んだ1本目は1-1。2本目の頭から投入された永長は4-3-3の右ウイングに入り、立ち上がりから積極的に仕掛けていく。単騎で局面を打開し、相手の最終ラインを翻弄。これまでの代表活動であまり見られなかったコンビネーションプレーでも成長の跡を見せ、周りをうまく生かしながらチャンスを創出した。
「(以前の合宿では)自分の武器を出せばいいのに周りに合わせてしまっていた。そういうところで自分のプレーに迷いがあったと思う。今回は自ら発信し、自分のプレーに合わせてもらう場面を増やした」(永長)
自分らしいプレーを貫けば、当然余裕も生まれてくる。トラップの際に敢えてボールを浮かし、ロブボールを相手DFの背後に通すなど、アイデアに富んだプレーで攻撃を牽引した。
また、この日は攻撃だけではなく、興國高時代から課題だったという守備でも奮戦する。
「フロンターレでも露呈している守備が課題だったけど、今日は結構自分のところからやられる場面が少なかった。切り替えや二度追いは45分間やれたし、そこから攻撃につなげられたと思う」
プレスバックを厭わず、献身的に走ってボールを奪取。そこから攻撃に繋げるなど、J1王者のチームで学んだ守備も存分に見せつけた。
【PHOTO】次代を担うU-19日本代表候補が世界の舞台を目指し始動
「(以前の合宿では)自分の武器を出せばいいのに周りに合わせてしまっていた。そういうところで自分のプレーに迷いがあったと思う。今回は自ら発信し、自分のプレーに合わせてもらう場面を増やした」(永長)
自分らしいプレーを貫けば、当然余裕も生まれてくる。トラップの際に敢えてボールを浮かし、ロブボールを相手DFの背後に通すなど、アイデアに富んだプレーで攻撃を牽引した。
また、この日は攻撃だけではなく、興國高時代から課題だったという守備でも奮戦する。
「フロンターレでも露呈している守備が課題だったけど、今日は結構自分のところからやられる場面が少なかった。切り替えや二度追いは45分間やれたし、そこから攻撃につなげられたと思う」
プレスバックを厭わず、献身的に走ってボールを奪取。そこから攻撃に繋げるなど、J1王者のチームで学んだ守備も存分に見せつけた。
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