「情熱的な監督で、選手にとっては良かった」
元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で、横浜F・マリノス時代に師事したハビエル・アスカルゴルタ監督について振り返った。
城氏がジェフユナイテッド市原から横浜に移籍してきた97年シーズンに、マリノスの新監督に就任したのがアスカルゴルタだった。そのスペイン人指揮官について、次のように印象を語っている。
「口ひげがあって、マリオと呼ばれていた。凄く温厚な人で、戦略家。緻密に戦術を組む人だった。(城氏と2トップを組んだ)スペイン代表のフリオ・サリナスも彼が呼んできた」
ボリビアやチリの代表監督も務めた智将は、喜怒哀楽が激しかったという。城氏は「うまくいかない時は怒るけど、上手くいった時は子どものように喜ぶ。情熱的な監督で、選手にとっては良かったよ」と続けている。
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城氏がジェフユナイテッド市原から横浜に移籍してきた97年シーズンに、マリノスの新監督に就任したのがアスカルゴルタだった。そのスペイン人指揮官について、次のように印象を語っている。
「口ひげがあって、マリオと呼ばれていた。凄く温厚な人で、戦略家。緻密に戦術を組む人だった。(城氏と2トップを組んだ)スペイン代表のフリオ・サリナスも彼が呼んできた」
ボリビアやチリの代表監督も務めた智将は、喜怒哀楽が激しかったという。城氏は「うまくいかない時は怒るけど、上手くいった時は子どものように喜ぶ。情熱的な監督で、選手にとっては良かったよ」と続けている。
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そんな指揮官が、「(才能を)絶対に伸ばせられる。凄い選手になる」と言って、高卒ルーキーながら積極起用したのが中村俊輔(現・横浜FC)だった。
「ただフィジカルが弱いし、線がすごく細かったから、それを強化させると。そしたら凄い選手になるぞと言っていた」
その見立て通り、中村は日本代表の10番を背負うMFへと成長。もちろん、高校時代から注目される存在だったとはいえ、高卒でもいきなり試合に起用する大胆さを、城氏は称えている。
「先見の明があった。俊輔は新人でも試合に出て、いろんなものを吸収していた。世界を知っている監督は発掘したり、伸びしろを見極めたりするところはすごい。(高卒新人を)チャレンジさせるのはすごいと思う」
城氏がバジャドリーに移籍した際は、スペインで自宅にも招待してくれたというアスカルゴルタとの関係は、非常に良好だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「先見の明があった。俊輔は新人でも試合に出て、いろんなものを吸収していた。世界を知っている監督は発掘したり、伸びしろを見極めたりするところはすごい。(高卒新人を)チャレンジさせるのはすごいと思う」
城氏がバジャドリーに移籍した際は、スペインで自宅にも招待してくれたというアスカルゴルタとの関係は、非常に良好だったようだ。
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