セルティックで古橋亨梧が活躍し、アンジェ・ポステコグルー監督はJリーグからのさらなる補強を示唆した。日本人選手への関心が高まるのも不思議ではない。代表で活躍中ならなおさらだ。
セルティックの専門サイト『THE CELTIC BHOYS』は11月16日、「セルティックはキョウゴの代表チームメイトを獲りにいかなければならない」と題し、伊東純也の獲得を進言した。
伊東は同日のカタール・ワールドカップ・アジア最終予選オマーン戦で、途中出場で躍動した三笘薫のアシストから決勝点を挙げ、日本代表を勝利に導いた。11日の前節ベトナム戦でも、日本に勝点3をもたらしたのは、この快足アタッカーのゴールだ。
2試合連続で1-0と勝利した日本は、オーストラリアを抜いてグループBの2位に浮上した。ベルギーでプレーする28歳の2ゴールが、日本に再び自力でのW杯出場権獲得の可能性をもたらしている。
【W杯アジア最終予選PHOTO】オマーン0-1日本|期待の三笘の突破から伊東が決勝点!
「キョウゴは絶好調なのに、ほとんどが途中出場」
『THE CELTIC BHOYS』は「興味深いことに、キョウゴはその絶好調にもかかわらず、ほとんどが途中出場している」と、古橋の起用法を軽く批判しつつ、伊東の活躍を強調した。
「一方で、最近のパフォーマンスで特に注目を集め、セルティックが注視すべき日本の選手がいる。その男とは、ジュンヤ・イトウだ」
同メディアは「イトウは代表で2試合連続の決勝点を挙げている。そしてなにより、すでにしばらく欧州での経験がある」と続けた。
「現在イトウはヘンクでプレーしており、加入以降かなり活躍してきた。『Transfermarkt』のスタッツによると、昨シーズンは12得点・16アシスト。そして今季も見事なスタートを切っている」
記事は「直近でセルティックは多くのウィンガー獲得の可能性を報じられてきた」と締めくくった。
「そのリストにイトウの名も加えるべきなのは確かだろう。非常に良い選手のようで、28歳という年齢から経験も豊富だ」
前田大然や旗手怜央への関心が取りざたされてきたセルティックだが、新たに伊東も補強候補となるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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