ロベルト・ロッシ 新着記事

【W杯キープレーヤー解体新書】ヴェスレイ・スナイデル|2ライン間で発揮する絶品の創造性

 2012年1月にインテルからガラタサライに移籍して以降、クラブシーンでの存在感は薄くなった。それでもスナイデルは、オランダ代表で変わらず重要な存在であり続けている。  コンディションさえ良ければ... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】ハビエル・マスチェラーノ|戦術上の欠陥をカバーする無二の存在

 アルゼンチンの中盤で唯一の守備的なプレーヤーであり、攻守のバランスを確保するうえで絶対不可欠な存在だ。  所属するバルセロナではセンターバックを務めているが、代表では一貫して本職のボランチでプレ... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】バスティアン・シュバインシュタイガー|ピルロ的なスタイルへと進化

 怪我に強いタイプではない弱みも、パーソナリティーが傑出している強みもラームと同じ。もともとはサイドハーフで、年々プレースタイルの幅を広げると同時に戦術理解力を高めて、現在はインサイドハーフやレ... 続きを読む

W杯 日本代表の攻撃はなぜ機能しなかったのか――ザッケローニに師事した現役イタリア人監督が検証

 最後のコロンビア戦は、1-4とスコア的には完敗だったものの、内容的には最もポジティブな試合だった。グループCのなかで最も強い相手に対して、90分を通してほぼ常に主導権を握って戦い、少なくない決... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】パウリーニョ|戦術パズルに欠かせない重要な1ピース

 スコラーリ監督が就任以来、一貫してレギュラーに据えてきたボランチで、中盤にアグレッシブネスとダイナミズムをもたらす貴重なダイナモだ。  守備的なキャラクターが強く、最終ラインの手前でフィルター役... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】ジョアン・モウチーニョ|中盤と前線をつなぐ質の高いリンクマン

 質の高いインサイドハーフで、テクニックとダイナミズムを武器とする。スピードやアジリティーは決して高いレベルにあるとは言えないが、持久力はトップレベル。優れた戦術センスを生かしてプレーの展開を読... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】メスト・エジル|ダイナミズムを備えた「ドイツ版ファンタジスタ」

 ドイツ代表でもっともクオリティーが高く、ファンタジアに優れたトップ下。強靭なフィジカル、安定した基本技術、タスクに忠実な献身性とチームスピリットを兼ね備えたドイツ人プレーヤーが揃うなかで唯一、... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】アンヘル・ディ・マリア|攻撃に欠かせない戦術上の鍵

 マスチェラーノとともに、南米予選を通して中盤のレギュラーを務めた主軸のひとりだ。本来はきわめて攻撃的なウイングだが、高い持久力と献身的なメンタリティーを備えているため、サベーラ監督は3MFの右... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】カリム・ベンゼマ|天賦の才を直感にしたがって

 屈強な肉体にパワー、スピード、アジリティー、左右両足の優れたテクニックを備えた完成度の高いストライカーで、素質だけなら世界の頂点を争うべきレベルにある。にもかかわらず、そこまでの実績を残せずに... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】アンドレア・ピルロ|世界最高レベルのレジスタ

 35歳を迎えた現在もなお、イタリア、そして世界でも最高レベルのレジスタ(司令塔)。プランデッリ監督が極めてポゼッション志向の強いチーム作りを進めたのも、この男の存在があったから。いまのアッズー... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】香川真司|パスを引き出し、より直線的にフィニッシュに絡みたい

 高度なテクニックとダイナミズム、スペースに入り込むタイミングの感覚、そしてなにより、卓越したゴールセンスが目を引く。そういった自身の特性をチームのメカニズムのなかで、周囲と連携しながら発揮して... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】スティーブン・ジェラード|剛直にして別格

 34歳になった今も絶対的なリーダーとして傑出した存在感を発揮する。ダイナミズム、テクニック、卓越したプレービジョン、プレーリズムの速さ、的確な状況判断、そして献身性。ミッドフィルダーに必要なす... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】シャビ|ポゼッションのリズムと方向性を司るオーガナイザー

 2013-14シーズンは故障がちで精彩を欠いたパフォーマンスが続いたが、数多くのボールに触って、ポゼッションのリズムと方向性を司る攻撃のオーガナイザーとしての重要性に変わりはない。  卓越した戦... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】ロビン・ファン・ペルシ|世界でもっとも完成度の高いCFのひとり

 ストライカーとしてのクオリティーは誰もが認めるところだ。しかし故障が多く、ビッグトーナメントで期待に応えるパフォーマンスを見せた試しはない。それだけに、30歳というキャリアのピークで迎えるブラ... 続きを読む

【W杯キープレーヤー解体新書】チアゴ・シウバ|ネイマール以上に重要な史上最強のCB

 ネイマール以上に重要な、絶対不可欠の存在だ。仮に欠場すれば、最終ラインの守備力は3割減、チーム全体のパフォーマンスは2割は落ちるだろう。  D・ルイスとのCBペアは、スペインのS・ラモス&ピケを... 続きを読む

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