加部 究 新着記事

【識者コラム】日本代表の「再生」が想像以上に困難を伴うミッションだと感じた理由

 半年間という失った時間の大きさを、改めて思い知らされた新監督のデビュー戦だった。  どんな監督も新チームは自分の色に染めたい。前任のハビエル・アギーレは、札幌でのウルグアイ戦で実際に見たこともな... 続きを読む

【識者コラム】プライドを示した自己紹介に、誰もが行き着くスタイルを示唆…。新監督会見から読み取れたもの

 寡黙との風評を耳にしていただけに、確信に満ちた饒舌ぶりには少々面喰った。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、成功体験が蓄積し、しかも今脂の乗り切った指導者らしい自信を漲らせ「日本代表を復活させ... 続きを読む

【識者コラム】いよいよJ開幕――2ステージ制不要論を巻き起こす「真の王者」の誕生に期待

 J1はシーズンを重ねるごとに、優勝と残留、ふたつの争いの境目が、ますます判りにくくなっている。昨年の徳島に象徴されるように新参者にとってハードルは高いのだが、逆にG大阪、柏、広島などが証明した... 続きを読む

【日本代表コラム】新監督に求めたい新戦力を大胆に抜擢する度量 最適任はクルピか

 2010年南アフリカ・ワールドカップは、日本サッカー界の大きな転換点となった。  協会内では岡田武史監督が本大会で採用した守備的なスタイルを今後の指針にするわけにはいかないとの反省があったが、国... 続きを読む

【日本代表コラム】全世代がアジア8強敗退、18歳以降で広がる世界との差 抜本的改革が急務だ

 アジアカップの準々決勝敗退で、日本代表は昨年のU-16、U-19、U-21に続き、すべてのカテゴリーでベスト4進出に失敗した。  もちろん今回のアジアカップやU-19アジア選手権、どちらの準々決... 続きを読む

【日本代表コラム】就任から6試合を経て臨むアジアカップ “疑惑”のアギーレ監督に問われるものとは?

 日本は過去アジアカップに7度出場し4度優勝している。  ただし本格的に準備をして臨んだのは1992年以降なので、実質的には6度出場で4度優勝という見方もできる。つまり3分の2は優勝をしており、決... 続きを読む

【J1コラム】大混戦の優勝争いに見る「戦国Jリーグ」の現在地とは――

 間違いなく裾野の広がりは実感する。  J1からJ2まで紙一重の力を持つクラブが、着実に日本列島に浸透している。  2部から昇格したG大阪が三冠を達成すれば、おそらく後にも先にも世界に例を見ない快挙... 続きを読む

【日本代表 コラム】「ザック時代」とは似て非なる選手起用と戦いぶりを見せたアギーレ

 前半の攻防が明暗を分けた。  新体制でスタメン平均25.6歳と若返ったオーストラリアは、初冬を迎えた大阪の好コンディションを満喫するかのように、序盤から飛ばして来た。日本の最終ラインまで厳しいプ... 続きを読む

【日本代表】アジアカップ前最後の実戦 オーストラリア戦で確認すべきは――

 ホンジュラス戦には、長谷部誠と乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトのトーマス・シャーフ監督が視察に訪れた。 しかし前半を終えたところで本音が漏れたという。「相手が酷すぎて参考にならない... 続きを読む

【日本代表 コラム】4-3-3で躍動感あふれるプレーができた理由と、その意味

 約束された結果を得た。  アギーレ監督にとってホンジュラス戦は、そんな確認作業のような試合だったに違いない。  9月、10月で4試合をこなしたチームがぎこちなかったのは、4-3-3という新しい課題... 続きを読む

【日本代表コラム】「おめでとう」と祝福する価値があったのは日本か、ジャマイカか?

 サッカーの試合を、勝ち負けだけでくくる習慣から脱却しない限り、日本代表は底上げ、強化されていかないのかもしれない。  前夜からスポーツニュースは伝えていた。「アギーレジャパン、初勝利なるか、注目... 続きを読む

【日本代表 コラム】船出の2連戦で何が見えた? アギーレ率いる新生JAPANの未来とは――

 アギーレ新体制の船出は、1分け1敗という結果に終わった。4年後を見据えたスタートを切ったばかりの新生日本代表だが、この2連戦からチームはどのような歩みを見せていくのだろうか。スポーツライターの... 続きを読む

【日本代表 コラム】4年後を見据えながらも現実路線を採ったアギーレ監督の人選

 ハビエル・アギーレ監督は、決然と変化を選択した。  就任会見では、過去4年間のアルベルト・ザッケローニ時代に対しての言及は避けたが、最初の23名の人選には明確なメッセージが込められた。  アギーレ... 続きを読む

【日本代表 識者コラム】就任会見から読み解くアギーレ新体制の可能性

 将来性のある選手を選び、常に競争を促し、守備をベースとして責任を持って攻守に関われる選手たちを軸にチームを作っていく。常に全選手に扉は開かれており、メンバーは随時代わるので、固まるまでは時間が... 続きを読む

【W杯 識者総括】看板スターに賭けた有力国の栄枯盛衰を横目に、ドイツが満喫する別格の充実

 魅力的な好ゲームが数多く生まれた約1か月にわたる戦いは、ドイツの優勝によって幕を閉じた。スペイン、イタリアに象徴される有力国の早期敗退、コスタリカの予想外の躍進、そしてブラジルの衝撃的な敗戦と... 続きを読む

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