エル・パイス紙 新着記事

進展しないメッシの契約延長問題。発言力が増したエースにバルサは不安を募らせる…【現地発】

 リオネル・メッシは昨夏のコパ・アメリカを境にどこか変わった節がある。シャイで、人前で話すことが苦手だった彼が、ブラジルで開催された同大会ではチームメイトに自ら積極的に声をかけるなどしてキャプテ... 続きを読む

「華麗だがゴールが少ない」完璧主義者のイニエスタが苦しんだ葛藤【現地発】

 2008-09シーズンのチャンピオンズ・リーグ準決勝チェルシー戦で、ゴール右隅に突き刺したアンドレス・イニエスタの同点弾。アウェーゴールの差でバルセロナを決勝進出に導いた終了間際のこの劇的なゴ... 続きを読む

「競争は激しくなるけど…」スペイン代表の新鋭MFが語る「東京五輪延期の利点」【現地発】

 スペインのアンダーカテゴリーのチームが近年、もっとも輝きを放ったのが、昨夏にイタリアで開催された欧州選手権を制したU-21代表だった。戦いぶりも堂々たるもので、当然、その半数以上の主力が残る東... 続きを読む

「“有毒な”人間はいらない」バルサ復帰を目論むシャビが発した言葉の真意【現地発】

 いつの時代もバルセロナの監督がもっとも腐心するのがロッカールーム周辺のマネジメントである。彼らが最優先課題に掲げるのが、このクラブ特有のメディアの圧力とフロントの介入から選手たちを遠ざけて、プ... 続きを読む

「最後まで控えめに…」誰からも愛された“グアルディオラの母”ドロルスさんの命を奪ったコロナウイルス【現地発】

 ドロルス・サラ・カリオはおそらくグアルディオラ・ファミリーの中でもっとも無名の人物だった。いやその親切で寛大な心が意識的にスポットライトを浴びることを避けていたのかもしれない。実際、彼女を知る... 続きを読む

バルサの給与削減に異を唱えたスアレスの横暴【現地発】

 ルイス・スアレスは、ウルグアイ人の中でもとくにその特徴が際立った選手だ。ピッチ上ではウルグアイ人のDNAでもある不屈の闘争心を前面に出して、チームの勝利のために極限までプレーする。しかしいった... 続きを読む

「バルトメウ会長はまるで“王様”メッシのように…」6人の理事が一斉辞任したバルサ内紛の舞台裏【現地発】

 フットボールが中断している間に、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のワンマン化が進行している。まるでピッチ上のリオネル・メッシと言わんばかりに、フロント内で王様のような振る舞いを見... 続きを読む

「無傷で乗り越えるのは不可能」“コロナショック”に直面したサッカー界の未来【現地発】

 新型コロナウィルスの猛威が止まらない。現代社会はIT化とグローバル化を2本柱に急速な進化を遂げてきたが、わずか4か月足らずの間にその成長を支えてきたシステムが崩れ去った。 我々スペイン人は、つ... 続きを読む

バルサに蔓延する“ウイルス”――メッシの声明でフロントとの溝はもはや修復不能に…【現地発】

 コロナ渦に見舞われても、カンプ・ノウに“停戦”が訪れることはない。いや、選手とフロントの亀裂は、パンデミックを境にさらに拡大した感すらある。 今回の火付け役となったのは... 続きを読む

アルテタ、シャビ・アロンソ、イラオラ…ソシオ250人の小クラブ出身者が続々と指導者に【現地発】

 レアル・ソシエダのホームタウンでもあるサン・セバスティアンにアンティグオコというクラブがある。これまでプリメーラの選手を数多く輩出してきた育成の名門だ。 1997年、アンティグオコのカデーテ(... 続きを読む

「ここまで苦労して現役を続ける意味があるのか…」サンティ・カソルラは“選手生命絶望の危機”からなぜ復活できたのか?【インタビュー】

 スペイン代表はEURO2008ユーロ、2012年ワールドカップ、EURO2012と前人未踏のメジャー大会3連覇を成し遂げ、長きにわたり世界のフットボールシーンを席巻した。この躍進を支えた小さな... 続きを読む

孤独なメッシ――ソシエダ戦で浮かべた「苦悶の表情」が物語るもの【現地発】

 新型コロナウィルスの感染拡大で中断中のラ・リーガ。直前に行われた第27節でレアル・マドリーが敵地でベティス相手に不覚を取り(1-2)、前節直接対決のクラシコを制して(2-0)手にした首位の座を... 続きを読む

「ここまで鍛える選手は初めて」リバプールを葬ったジョレンテ。圧巻の活躍を呼び込んだ“父譲り”のプロ意識【現地発】

 チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16、リバプールとの第2レグ(アトレティコ・マドリーが3‐2で勝利、トータルスコア4‐2でベスト8に進出)で1点目を決めた後、マルコス・ジョレンテは右腕の... 続きを読む

「戦術は何も生み出さない」指揮官ジダンはいかにしてマドリーを立て直したのか【現地発コラム】

 ジネディーヌ・ジダンは一見するとごく普通のジェントルマンだ。物腰が柔らかく、話し方は穏やかで、自らを正当化して虚勢を張るようなことはない。しかし見かけに騙されてはいけない。ジダンはそうした振る... 続きを読む

拳銃、逮捕、レンガ積み、娘の心停止…オサスナで大ブレイクした“チミー”アビラの知られざる壮絶なキャリア【現地発】

 2020年1月24日は、“チミー”ことエセキエル・アビラにとって、ハッピーな1日になるはずだった(チミーの愛称は、アルゼンチンのバーベキュー料理アサードなどにかけて食べ... 続きを読む

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