小宮良之 新着記事

「このクラブが動けば価値が上がる」セビージャの優れたスカウティング&交渉力【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 どうすれば、サッカークラブは強くなるのか? クラブとして、やるべき優先順位は明らかだろう。 クラブ補強の条件は、まずは強化が「目利き」であり、交渉に優れているという点にある。単純に、良い素材を... 続きを読む

バルサにまた内紛勃発!ユーベに放出決定のアルトゥールが、CL出場をボイコットか

 新型コロナウイルスの影響から実現したトレードで、バルセロナとアルトゥールの間には大きな溝ができたようだ。  6月、バルセロナはアルトゥールとミラレム・ピャニッチを実質的にトレードすることでユベン... 続きを読む

武者修行に出た久保建英と“残った”ロドリゴの明暗――「経験」「成熟」を重視するマドリーのレンタル事情【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サッカーは多様で、正解がないスポーツである。しかし、いくつか道しるべとなる“戒め”はあるだろう。「選手は試合を重ねることで成長する」 これは、一つの真理だろう。言うまで... 続きを読む

【セルジオ越後】天国か地獄かの欧州リーグと負けても安心のJリーグ。成長を促すのはどっち?

 Jリーグが再開してJ1が5試合、J2が6試合を消化した。週2回の連戦、そして梅雨の蒸し暑さもあって、まだ始まったばかりだというのに、怪我人がけっこう出ているようだね。足をつったり、肉離れをした... 続きを読む

【三浦泰年の情熱地泰】プロは「勝たせて」ナンボ! 今年のJリーグを勝たせるのは誰だ?

 Jリーグも再開し、数試合を消化した。 コロナ渦が収まらない中、Jリーグは無観客から限定した人数で、たくさんの規制をかけて公式戦を開催している。 元へ戻すという感覚を捨て、「元には戻らない」とい... 続きを読む

【岩本輝雄】格上相手に堂々と渡り合った横浜FC。なかでも印象に残った選手は…

 ホームにフロンターレを迎えた横浜FCは、1-5と完敗を喫した。でも、スコアが示すような力の差はなかったと思う。 0-1で迎えた後半のスタートから、59分に田代のゴールで同点に追いつくまでの内容... 続きを読む

クライフやサッキといった名将も苦悩。どんなに理想的な戦術も“運用する”選手がいなければ…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 戦術を決定するのは、采配を振る監督だろう。しかし戦術を運用するのは、ピッチに立つ選手である。 1980年代、一世を風靡したアリゴ・サッキ監督のACミランは、斬新な戦術を用いていた。オフサイドト... 続きを読む

あのブラジル人J戦士はいま【第2回】ワシントン――ビジネスマン、政治家を経て再びフットボールの世界へ

 Jリーグ史上屈指の万能型ストライカーだった。 85試合に出場して、64得点。1試合当たりの得点率0.753は、これまでJリーグで50試合以上出場した全選手の中で最高だ。 長身にして屈強。高さと... 続きを読む

攻撃側の“トロイの木馬”はサイドアタッカー。いかに真横から攻められるか【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 集団戦において、真っ向からのぶつかり合いは強い者が勝つ。それだけに、弱い者は正面から戦うのを回避し、塹壕や土塁を作って、その差を埋める。そうなると、戦力的な強者も被害が出るだけに慎重になる。結... 続きを読む

バルサを追われた“プジョール2世”が移籍市場の注目銘柄に【現地発】

 昨夏、バルセロナはマルク・ククレジャをレンタルでヘタフェに放出し、移籍金2500万ユーロ(約31億円)+ボーナス500万ユーロ(6億円)でベティスからジュニオル・フィルポを獲得した。 前者はカ... 続きを読む

逆風のなかで快勝を呼び込んだバルサ指揮官のアイデア。この状況を招いた責任は…【現地発】

 ここにきてキケ・セティエンへの逆風がさらに強くなっている。1月の就任時に、昨日まで居を構えるリエンクレス村で牛と一緒に過ごしていたのが、一転して世界トップクラスの選手たちを指導できると喜びを語... 続きを読む

【岩本輝雄】見応え十分のドロー決着。ベガルタも横浜FCも、今後が本当に楽しみ

 横浜FCとベガルタの一戦は1-1の引き分け。どちらも勝ち切れなかったゲームだけど、見どころがたくさんあったし、両チームのこれからが楽しみにもなる試合だった。 まずベガルタ。もしかしたらネームバ... 続きを読む

「バルベルデ時代よりネガティブな面が…」ついに選手と指揮官の対立が表面化したバルサ【現地発】

 今年1月、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は就任2年間でバルセロナをラ・リーガ連覇に導いたエルネスト・バルベルデ監督の解任に踏み切った。大半の主力選手からお墨付きを得たことに勇気づけられての... 続きを読む

【U-20激闘譜】「あの敗戦がなかったら…」屈辱の韓国戦惨敗で世界に目覚めた永井謙佑。U-20W杯連続出場が途切れた衝撃

 90年代以降、日本のユース世代は幾度となくアジアの壁を突破し、世界への挑戦権を手にしてきたが、そこにはこの年代ならではの課題や示唆に富むドラマが隠されている。長きにわたり、日本のU-20年代の... 続きを読む

タイでは前回契約時の5倍の金額に!収益拡大の放映権販売が抱える悩ましい課題とは?【アジア戦略のいま #4】

 Jリーグが2012年に本格的にスタートさせた「アジア戦略」はいま、ビジネス面でも多岐にわたる展開を見せている。プロジェクトの現在地について、株式会社Jリーグ グローバルカンパニー部門の小山恵氏に... 続きを読む

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